蛍光抗体法 略 称
担当検査室 病理( TEL:2426,2478 ) 至急指定 不可
時間外 なし
結果報告時間(普通) 1週間 結果報告時間(至急) 4日
検査目的 腎生検材料:主に腎糸球体に沈着する自己抗体や免疫複合体、補体を検出する。
皮膚生検材料:主に皮膚組織に沈着する自己抗体や免疫複合体を検出する。
リウマチ膠原病内科領域:筋鞘膜、血管に沈着する自己抗体などを検出する。
臨床的意義 <陽性を示す疾患>
・腎臓:ループス腎炎、IgA腎症、膜性腎症など
・皮膚:自己免疫性水泡症、膠原病、血管炎など
<関連検査項目>
 HE染色、免疫染色、電子顕微鏡検査
保険情報 適応あり
オーター情報 入力不可
腎臓:組織依頼箋(オーダリング)が必要
皮膚:組織依頼箋(オーダリング)と皮膚科蛍光抗体法所見用紙が必要
サンプルの種類 腎生検組織、皮膚生検(トレパン)組織
測定日情報 金曜日
患者準備,採取・提出上の注意 無固定の凍結標本(ホルマリン固定パラフィン包埋標本では抗原性の劣化や非特異的反応が出る)
検査上の注意 測定できない検体
・検体量、採取部位の不適当な検体
・検体の貯法および安定性の条件を満たしていない検体
これらの条件を満たしていない場合は、依頼した臨床医または病棟・診療科に連絡をする。不確かな結果が得られることが了解された場合には、検査を実施することができる。