簡易培養検査(GBSスクリーニング) 略 称 GBSスクリーニング
担当検査室 細菌( TEL:2424 ) 至急指定 不可
時間外 なし
結果報告時間(普通) 2日 結果報告時間(至急) -
検査目的 新生児に対するB群溶血性レンサ球菌感染症(Streptococcus agalactiae、GBS感染症group B Streptococcus )予防のためのスクリーニング検査である。
臨床的意義 GBSは妊婦の腟または直腸に保菌されている場合があり、垂直感染により新生児GBS感染症を引き起こす。新生児GBS感染症は発症の時期により早発型(生後7日以内)と遅発型(生後7日以降)に分けられる。新生児にGBS感染症対策を行うことにより、死亡あるいは後遺症を残す頻度の高い新生児早発型GBS感染症を予防することができる。
保険情報 適用あり
採取容器名 綿棒
サンプルの種類 帯下
測定日情報 ルーチン時間帯のみ(時間外は翌ルーチン稼働日)
患者準備,採取・提出上の注意 産婦人科で採取。患者に採取方法を十分説明する。
病棟、外来で採取された検体は、速やかに(24時間以内)、細菌・ウイルス検査室に提出する。
検体量:被検物を滅菌綿棒で採取する。
測定に及ぼす諸因子 干渉物質:雑菌の発育。

検査法(最新) ①逆受身ラテックス凝集反応(RPLA法)
②質量分析法
 ~ 現 在
臨床参考値(最新)