酵母様真菌薬剤感受性検査 略 称
担当検査室 細菌( TEL:2424 ) 至急指定 不可
時間外 なし
結果報告時間(普通) 培養分離菌で3~5日 結果報告時間(至急) -
検査目的 酵母様真菌の抗菌性物質に対する感受性を測定することを目的とし、主に臨床上の疾病の治療の選択その他に使用される。
臨床的意義 抗真菌薬感受性試験は、真菌症の治療において有効な抗真菌薬の選択、投与量の決定などの治療指針を提供するばかりでなく、新規抗真菌薬の抗真菌スペクトルの決定、真菌の抗真菌薬感受性の推移、耐性菌の出現 頻度などの疫学調査を行う上で重要である。
保険情報 適用あり
オーター情報 入力不可
サンプルの種類 ・ 細菌検査室に提出され、分離培養を行う一次サンプル(血液、胸水、脳脊髄液、カテーテル先端等)が対象となる。
・ Candida 属及びその類縁酵母真菌でサブローデキストロース寒天培地にて35℃、24 時間以内に充分発育する菌株とする。
測定日情報 ルーチン時間帯のみ(時間外は翌ルーチン稼働日)
測定に及ぼす諸因子 <干渉物質>
 コンタミネーション
<交差反応>
 コンタミネーション
検体保存情報 ・ 血液培養ボトルは採取後速やかに提出し、培養装置にセットできない場合は室温保存。
・ 血液培養ボトル以外の検体は、冷蔵保存。
・ 発育菌から薬剤感受性を実施した場合、発育菌は検査終了まで室温保存する。
その他情報 <成績について>
 S、I、Rおよび、MIC値にて報告
<薬剤の種類>
 ・MCFG(ミカファンギン)
 ・CPFG(カスポファンギン)
 ・5-FC(フルシトシン)
 ・FLCZ(フルコナゾール)
 ・MCZ(ミコナゾール)
 ・ITCZ(イトラコナゾール)
 ・VRCZ(ボリコナゾール)
 ・AMPH-B(アムホテリシンB)

検査法(最新) 液体培地希釈法(ASTY) 薬剤(CPFG:カスポファンギン)追加 2017/12/01 ~ 現 在
臨床参考値(最新)  
検査法(前回) 液体培地希釈法(ASTY) 薬剤(VRCZ:ボリコナゾール)追加 2007/05/01 ~ 2017/11/30
臨床参考値(前回)  
検査法(前々回) 液体培地希釈法(ASTY) 薬剤(ITCZ:イトラコナゾール)追加  <前々前回>薬剤(MCFG:ミカファンギン)追加 2003/02/01~  液体培地希釈法(ASTY)開始 2000/01/01~ 2003/08/01 ~ 2007/04/30
臨床参考値(前々回)