一般細菌培養同定検査(嫌気性菌) |
略 称 |
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担当検査室 |
細菌( TEL:2424 ) |
至急指定 |
不可 |
時間外 |
なし |
結果報告時間(普通) |
3~7日 |
結果報告時間(至急) |
- |
検査目的 |
偏性嫌気性菌の同定 |
臨床的意義 |
嫌気性菌感染症は皮膚や粘膜のような正常な物理的バリヤーにある種の外傷が加わったことが契機となり起こる。その際、嫌気性菌は通性嫌気性菌とともに物理的バリヤーを超えて、組織の奥深くへ侵入する。口腔・泌尿生殖器・消化器などの術後に生じる感染の過程には常に嫌気性菌が関与していると考えるべきである。 |
保険情報 |
適応あり |
オーター情報 |
入力可 |
採取容器名 |
嫌気ポーター |
サンプルの種類 |
細菌検査室に提出され、分離培養を行う一次サンプル(血液、尿、喀痰、糞便等)全てが対象。 |
測定日情報 |
ルーチン時間帯のみ(時間外は翌ルーチン稼働日) |
患者準備,採取・提出上の注意 |
・可能な限り無菌的に採取する。
・採取の際に用いる容器,ガーゼ類は全て滅菌したものを使用する。
・消毒薬が,採取される検体に触れた場合は菌が死滅するので触れないようにする。
・採取された検体が微量で,乾燥の恐れのある場合は滅菌生理食塩水を入れて乾燥しないように注意する。
(検査材料が乾燥すると菌が検出されない場合がある。)
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検体保存情報 |
・血液培養ボトルは採取後速やかに提出し、培養装置にセットできない場合は室温保存。
・血液培養ボトル以外の検体は、冷蔵保存。 |