一般細菌培養同定検査(透析液) |
略 称 |
透析液 |
担当検査室 |
細菌( TEL:2424 ) |
至急指定 |
不可 |
時間外 |
なし |
結果報告時間(普通) |
2日~2週間 |
結果報告時間(至急) |
- |
検査目的 |
透析にはCAPD(持続携帯式腹膜透析)と、夜に機械(自動腹膜透析装置)を使って自動的に腹膜透析を行うAPDがある。透析液の培養は腹膜透析に特有の感染症を診断するために必要である。 |
臨床的意義 |
腹膜透析に特有の合併症として、カテーテル位置異常、カテーテル閉塞、カテーテル出口部感染、皮下トンネル感染、腹膜炎、腰痛(腰椎ヘルニア)、横隔膜交通症、被嚢性腹膜硬化症がある。 腹膜炎などの合併症によって、カテーテルを入れ替えたり、腹膜透析を中止する場合があるので、CAPD排液の培養陽性の場合注意が必要である。 |
保険情報 |
適用あり |
オーター情報 |
入力可 |
採取容器名 |
緑栓スピッツ(滅菌スピッツ) |
サンプルの種類 |
透析液、還流液、還流排液、排液、その他(透析液) |
測定日情報 |
ルーチン時間帯のみ(時間外は翌ルーチン稼働日) |
患者準備,採取・提出上の注意 |
1)採取容器は緑栓スピッツ(滅菌スピッツ)、嫌気ポーター(嫌気性菌が疑われる場合)、血液培養ボトル
2)採取量は容器に採取可能な量、ただし血液ボトル(好気性菌用、嫌気性菌用)は最大10mL |
検体保存情報 |
緑栓スピッツ、嫌気ポーターに採取した検体は冷蔵(4℃以下)で24時間保存可能。
血液ボトルに採取した検体は室温で保存(24時間以内) |