腎血流超音波 |
略 称 |
腎血流エコー、腎臓 |
担当検査室 |
超音波検査室( TEL:2237 ) |
至急指定 |
可 |
時間外 |
なし |
結果報告時間(普通) |
30~60分
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結果報告時間(至急) |
20~40分
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検査目的 |
・腎動脈起始部から末梢までの腎動脈病変の指摘
・腎機能低下の評価
・腎実質内の血流障害評価
・腎の形態異常、位置異常評価
・占拠性病変の有無、腎細胞癌と他の腎腫瘤性病変の鑑別
・腎結石、腎盂腫瘍など腎洞病変の有無、評価
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臨床的意義 |
・腎炎では葉間動脈血流速度がクレアチニンクリアランスとよく相関
・ネフローゼを呈する病態では区域動脈の血流速度がクレアチニンクリアランスと相関する。
・腎内血管の血流速度の不均衡分布,腎内動脈シャントの存在,腎血管性高血圧の診断など
・腎疾患の病態、腎の血行動態の解析に応用
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保険情報 |
適用あり |
オーター情報 |
入力可 |
サンプルの種類 |
患者(腎臓、腎末梢血管、腎動脈)
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測定日情報 |
・月曜日から金曜日8時30分から17時15分(病院営業日に準ずる)
但し検査受付は16時15分までとする。
受付時刻が16時15分以降になる場合、検査技師2名以上、または医師の随伴で検査を行う。
・土曜日 8時30分から10時00分 病棟往診のみ |
患者準備,採取・提出上の注意 |
・可能であれば食後3時間以降の検査施行が望ましい。
・往診の場合はあらかじめ病棟に連絡をして確認する。
・往診に行く場合には病棟に連絡をし、確認する。
・感染のある場合は、原則として往診検査とする。
・可能な限り脱衣し易い服装で来院してください。
【受入不可】検査が行えない場合や可能な範囲で検査行う場合があります。
・体動が激しく検査に協力頂けない場合。
・腹部に傷がありプローブの圧着が困難な場合。
・腹部に外せない包帯や固定具などがある場合。
・暴言・暴力など職員に危険がおよぶ場合。
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検査上の注意 |
・血流測定困難な場合は患者の状態、測定困難な理由を記載します。
・可能であれば腎動脈起始部、下大静脈、大動脈も観察します。
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測定に及ぼす諸因子 |
・食事:3時間以内の食事摂取で描出不良
・体型:肥満、るいそう、円背、側弯などで描出不良
・手術による影響:臓器摘出、手術瘢痕で描出不良
・息どめ不良;流速測定困難
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