乳腺超音波 |
略 称 |
乳腺超音波 乳腺エコー 乳腺US |
担当検査室 |
超音波検査室( TEL:2237 ) |
至急指定 |
可 |
時間外 |
なし |
結果報告時間(普通) |
10~30分
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結果報告時間(至急) |
10~20分
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検査目的 |
・検診目的
・検診や他院のマンモグラフィ、超音波検査、触診等により精査となった病変に関して、
病変の有無、良・悪性の鑑別
・自己検診での腫瘤の自覚、乳頭異常分泌などの有症状患者の病変の検索
・乳癌術前の病変の浸潤、転移の有無の検索
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臨床的意義 |
・乳腺の状態や腫瘤性病変の有無、
・悪性疾患の早期発見、び漫性病変の鑑別診断、
・手術後の経過観察、
・腫瘤性病変の質的判断、血流の観察、進展度診断、
・腋窩リンパ゚節の有無の確認に有用、
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保険情報 |
適用あり |
オーター情報 |
入力可 |
サンプルの種類 |
患者(乳腺、リンパ節)
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測定日情報 |
・月曜日から金曜日8時30分から17時15分(病院営業日に準ずる)
但し検査受付は16時15分までとする。
受付時刻が16時15分以降になる場合、検査技師2名以上、または医師の随伴で検査を行う。
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患者準備,採取・提出上の注意 |
・マンモグラフィ検査がある場合可能な限りマンモグラフィ検査を先に行ないます。
・往診に行く場合には病棟に連絡をし、確認する。
・感染のある場合は、原則として往診検査とする。
・可能な限り脱衣し易い服装で来院してください。
【受入不可】検査が行えない場合や可能な範囲で検査行う場合があります。
・体動が激しく検査に協力頂けない場合。
・胸部に傷がありプローブの圧着が困難な場合。
・胸部に外せない包帯や固定具などがある場合。
・暴言・暴力など職員に危険がおよぶ場合。
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検査上の注意 |
・基本的に女性技師が検査施行します。
・マンモグラフィ検査の画像を確認後検査を施行します。
・他院紹介時、他院の紹介状、画像があれば必ず確認後検査施行します。
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測定に及ぼす諸因子 |
・体型:豊胸による深部減衰により描出不良な場合がある。
・手術による影響:乳房全摘出後や部分切除後、手術瘢痕、豊胸術後で描出不良な場合がある。
・年齢・妊娠 :乳腺は、年齢や妊娠などホルモン環境に応じて変化する。初経前では腺房の形成
がないため、均質なエコー像を呈する。さらに成熟すると乳管や小葉が発達し、
間質は密な線維性結合織で満たされ、乳腺の厚さが増すとともに斑状や豹紋状の
エコーを呈する。妊娠期では、特に終末乳管-小葉単位(TDLU)の増生が起こり、
乳腺が肥厚するとともに比較的均質な低エコー像を呈する。さらに、妊娠後期か
ら授乳期にかけて乳管と血管の拡張、血流の増加が認められる。
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