サーモグラフィー |
略 称 |
サーモ |
担当検査室 |
超音波検査室( TEL:2237 ) |
至急指定 |
可 |
時間外 |
なし |
結果報告時間(普通) |
30~60分
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結果報告時間(至急) |
30分
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検査目的 |
末梢血管系を流れる血流によって組織がどのように還流されているかを温度情報として画像化する。
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臨床的意義 |
・手指・足趾の極端な低音を示すレイノー症状の鑑別診断。
・四肢末梢の交代性の温度変化による視床、視床下部を中心とする体温調節異常の判別。
・運動性ニューロン疾患、パーキンソン病などの神経疾患の有無の判別や罹病期間と重症度などの判別。
・温熱性発汗による延髄外腫瘍の判別。
・慢性甲状腺炎、甲状腺腫、神経性食思不振症などの一部の内分泌疾患の判別。
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保険情報 |
適用あり |
オーター情報 |
入力可 |
サンプルの種類 |
患者(医師の指示のある部位) |
測定日情報 |
水曜日,金曜日 |
患者準備,採取・提出上の注意 |
・病棟の場合は出棟は車イスまたはストレッチャーで来室していただきます。<BR>
・外来の方は、検査部位により受付後20分程度、ベッド上または車いすで安静後検査開始となります。<BR>
・食後、入浴後の検査はできるだけさけていただき、やむを得ない場合は指示医に確認し、施行が必要な場合は長時間の<BR>
安静が必要な場合もあります。<BR>
【受入不可】検査が行えない場合や可能な範囲で検査行う場合があります。
・体動が激しく検査に協力頂けない場合。
・検査部位に外せない包帯や固定具などがある場合。
・暴言・暴力など職員に危険がおよぶ場合。
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検査上の注意 |
・歩行にて来室の場合は20分以上安静な状態を保つ。
・食事、入浴の有無などを必ず確認する。検査に影響がある場合は主治医に確認する。 |
測定に及ぼす諸因子 |
皮膚の温度を変化させるもの
① 身体をさする・こする・掻く等の刺激
② 肌と肌との密着
③ 温湿布・冷湿布・塗り薬等
④ 喫煙
⑤ 痛み刺激
⑥ 身体を締め付ける服装・きつい下着等
⑦ 腕時計・指輪・ネックレス等の装飾品
⑧ 虫さされ・蕁麻疹等の炎症
⑨ 運動直後の検査
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