交差適合試験 略 称 交差適合試験
担当検査室 輸血( TEL:2261 ) 至急指定
時間外 あり
結果報告時間(普通) 2~3時間 結果報告時間(至急) 1時間
検査目的 輸血用血液製剤と患者血液との間に血液型抗体に起因する抗原抗体反応が起こるかをあらかじめ試験管内で検査し、輸血後に起こる溶血反応を未然に防止するための手段である。
①ABO血液型不適合の検出(生理食塩液法:主試験と製剤の血液型チェック)
②患者血漿中の37℃で反応する臨床的意義のある不規則抗体や低頻度抗原に対する抗体の検出(間接抗グロブリン法:主試験)
ただし、選択した血液製剤によっては対応する抗原がヘテロ接合であった場合、量的効果により感度が低下し検出できない場合がある。したがって、より安全な輸血のためには不規則抗体スクリ-ニングを併用する。
臨床的意義 適合血の供給
  • ABO血液型不適合輸血の最終チェック
  • 臨床的意義のある不規則抗体や低頻度抗原に対する抗体による不適合輸血の最終チェック
  • 保険情報 輸血施行により適用あり
    オーター情報 入力可
    採取容器名 長紫栓EDTA2Na入り採血管
    サンプルの種類 血漿
    採血量:全血10ml(長紫栓EDTA-2Na入り採血管 5ml×2本(輸血感染症検査保存用を含む))
    未熟児・小児の最低必要量:全血500μl(紫栓EDTA2K入りマイクロティナーに採血)
    測定日情報 毎日
    測定に及ぼす諸因子 連銭形成,寒冷凝集素,薬剤

    検査法(最新) 生理食塩液法,間接抗グロブリン試験(PEG-IAT) 2017/01/12 ~ 現 在
    臨床参考値(最新)  
    検査法(前回) 生理食塩液法,間接抗グロブリン試験(LISS-IAT) 2010/12/01 ~ 2017/01/11
    臨床参考値(前回)  
    検査法(前々回) 生理食塩液法,間接抗グロブリン試験(Albumin-IAT),ブロメリン法  ~ 2010/11/30
    臨床参考値(前々回)