日本医療マネジメント学会
第27回岡山県支部学術集会
新しい連携のカタチ
~地域医療エコシステムの実現に向けて~
日本医療マネジメント学会 第27回岡山県支部学術集会
終了のご挨拶
去る2022年10月22日に開催いたしました「日本医療マネジメント学会 第27回岡山県支部学術集会」は、おかげさまで多数のご参加をいただき、盛会のうちに無事終了いたしました。
ご参加の皆様、ご後援いただいた団体の皆様、関係者の皆様のご協力とご支援に心より御礼申し上げます。
日本医療マネジメント学会
第27回岡山県支部学術集会
大会長 山形 専
(倉敷中央病院 院長)
開催案内
opening address
大会長挨拶
新型コロナウイルス感染症の第六波も収束に向かいつつありますが、二年半に及ぶ新型コロナウイルス感染症への対応はこれからの医療に大きな課題を残しました。今後はこれに加え進行中の少子高齢化、厳しい医療財政更には働き方改革と難しい対応が必要となります。このような医療環境の中で医療の提供体制も大きな変革を余儀なくされます。今回の学術集会のテーマとして掲げた地域医療エコシステムの構築は今後の医療提供体制の在り方を考える上での一つの重要な取り組み方ではないかと思います。
エコシステムとは一つの大きな組織がすべての機能を支配し、管理・調整し実行しながら目的を果たすのではなく、大小の多くの組織が一つのシステムの下に情報などを共有しそれぞれが持つ組織の機能を効果的、効率的に発揮できるように調整しながら事業を発展させてゆくというものです。この考え方を医療に応用しこれからの厳しい医療環境な中ですべての医療機関が共生し続けられればと思います。特別講演は一つの地域医療エコシステム構築のモデルという意味で山形県酒田市中心の北庄内医療圏で医療体制の大きな改革、再編を主導された栗谷義樹先生にお願いしました。またシンポジウムでは今後厳しい状況が予想される救急体制の中でどう地域医療エコシステムを立ちあげてゆくのかをテーマに致しました。
医療の提供体制は各医療圏の中で大きく異なっており、それぞれに医療圏内の医療環境に適した地域医療エコシステムの構築をどう作るのかを考える機会となればと思います。




EVENT VENUE
会場
倉敷中央病院付属予防医療プラザ 古久賀ホール
お車で来場の方は、倉敷中央病院の患者駐車場をご利用ください。
WEBとの ハイブリッド 開催
参加登録いただいた後、登録メールアドレス宛に閲覧用のURL等をご案内します。
PROGRAM
プログラム
日時
2022年10月22日(土) 13:30~17:10
倉敷中央病院付属予防医療プラザ 古久賀ホール
新しい連携のカタチ ~地域医療エコシステムの実現に向けて~
【基調講演】13:40~14:10
座長:倉敷中央病院 腎臓内科主任部長 浅野 健一郎
演者:倉敷中央病院 院長 山形 専
【特別講演①】14:10~14:30
座長:倉敷中央病院 副院長 水野 元夫
演者:厚生労働省医政局地域医療計画課 外来・在宅医療対策室 在宅医薬連携専門官 松下 俊介(オンライン)
【特別講演②】14:40~15:30
座長:倉敷中央病院 副院長 門田 一繁
演者:地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構 理事長 栗谷 義樹
【シンポジウム】15:50~17:05
座長:川崎医科大学附属病院 救急科 部長(教授) 椎野 泰和
シンポジスト:
倉敷市保健福祉局 参事兼健康長寿課長 林 徹
水島協同病院 院長 山本 明広
茶屋町在宅診療所 院長 亀山 有香
倉敷中央訪問看護ステーション 金尾 知子
一般演題(Vimeoにて配信)
岡山県、岡山県病院協会、岡山県医師会、岡山市医師会、岡山県看護協会、岡山県薬剤師会、岡山県病院薬剤師会、岡山県臨床検査技師会、岡山県臨床工学技士会、岡山県理学療法士会、岡山県作業療法士会、岡山県言語聴覚士会、岡山県栄養士会、岡山県診療放射線技師会、岡山県医療情報技師会、岡山県介護支援専門員協会、岡山県訪問看護ステーション連絡協議会、岡山県医療ソーシャルワーカー協会、倉敷市、倉敷市連合医師会
本学術集会キービジュアルは岡山県立大学 日谷 綾子さんが、地域連携をテーマに作成された作品です