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今回は2冊の本をご紹介します。

1冊目は、「胃がん」についてです。
がんについて2016年の死亡数が多い部位順は男女計で
1位・肺、2位・大腸、3位・胃(国立がん研究センター調べ)と胃がんは死亡率の高いがんですが、
早期に発見されて速やかに手術を受ければ高い割合で完治できるがんでもあります。
当院では「早期がん」に対して「低侵襲」な手術に力を入れています。
一方で、少し進行した状態で見つかっても、呼吸器内科・放射線科の協力のもと、
手術・抗がん剤・放射線治療を組み合わせた治療(集学的治療)で根治が期待できる患者さんも増えています。
いずれにしても早期発見が重要ですが、術後の生活の参考となる一冊です。

2冊目は、「アレルギー」についてです。
春になり花粉も気になる季節になりました。
また、新生活のスタートで環境にも変化のある時期です。
アレルギーのある人もない人も、アレルギーについて知識を深めてみませんか?

新版 防ぐ、治す 胃ガンの最新治療
発行:2011/5/25
笹子 三津留 (監修)

胃がんという現実を受け止め、納得して治療法を選んでもらいたいという思いが込められた一冊。
胃がん手術後の生活に役立つアドバイスも掲載され、治療後の「ちょっと困ったぞ」というときの一助にも。

【本棚のご案内】WEB内、館内案内→D棚6(消化器・消化器の病気)参照。

子どものアレルギーのすべてがわかる本
発行:2009/3/10
海老澤 元宏 (監修)

アレルギーとのつきあいは長丁場になり、成長によって症状は変化します。
薬や自己管理、生活全般について、自分でも研究できる一助になればと、
解説した一冊です。

【本棚のご案内】WEB内、館内案内→H棚20(小児科)参照。



2017年12月22日~2018年3月26日までの閲覧ランキング

パーキンソン病
発行:2004/8/20
山之内 博 (著)
高齢になるにつれて多くなる病気です。
パーキンソン病への理解を深め、明るい気持ちで毎日を過ごすための一冊です。


歩いて治すひざの痛み
発行:2006/12/15
黒澤 尚(著)
年齢を重ねると、ひざに痛みも出てきますが、ひざの痛みとうまく付き合うために、自分でもできるセルフマネジメントを教えてくれる一冊です。

腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニア
―名医が語る最新・最良の治療
発行:2013/9/17
高橋 寛 (著)、渡辺 航太 (著)、江幡 重人 (著)、種市 洋 (著)
各分野の専門家が検査・診断、治療法について解説した一冊です。


リウマチ・膠原病:
病気別治療の最先端と痛みをやわらげるポイント

発行:2011/9/1
竹内 勤 (監修)
基礎知識を図やイラストで分かりやすく解説した一冊。日常生活で行っていただきたいケアや運動も多く紹介しています。


専門医がやさしく教える自律神経失調症―人にわかってもらえない「つらい症状」もこれで治せる!
発行:2002/3/14
井出 雅弘 (著)
自律神経失調症を克服するためには、自身が病気を理解し積極的に治療に参加することが大切です。生活改善を行い、ストレスを自分でコントロールできるようアドバイスも掲載された一冊です。

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