初期研修医 2024年採用-1
初期研修は、医師として必要な力をつける大切な期間。
同期との出会いにも恵まれ、充実した毎日を過ごしています。

初期研修は、医師として必要な力をつける大切な期間。
同期との出会いにも恵まれ、充実した毎日を過ごしています。
初期研修医
(2024年採用)
研修先として倉敷中央病院を選んだ理由
私は呼吸器内科に興味があり、倉敷中央病院の呼吸器内科は症例が豊富で、高度な治療を実践されていると知り、後期研修を見据えてこちらの病院を選びました。また、同期の人数が多いこと、研修医が学べる環境が整っていることも、とても魅力的でした。瀬戸内の過ごしやすい気候や、新幹線を使うと関西にアクセスがいいことも決め手の一つになりました。
教育体制・学習環境について
上級医の先生方は教育熱心な方が多く、わからないことも質問すればとことん教えていただけます。また、院内のパソコンが全て電子カルテとネットにアクセスすることが可能で、わからないことをすぐ調べることができます。医学論文や雑誌記事などを検索できるデータベースも多く契約していただいており、院外からでも手持ちのタブレットなどで無料で多くの資料にアクセスできるところも大変恵まれていると感じています。また、やる気があれば、地方会での発表なども指導医の先生方のご指導のもとでさせていただくことができます。
1日の業務の流れ
現在ローテート中の小児科を一例に説明させていただきます。まず、朝8時前に出勤し、受け持っている患者さんのカルテをチェックし、夜間に状態の変化などがなかったか、その日の検査の予定、患者さんの現在の状態をおおまかに把握します。その後は、朝の全体カンファレンスに参加します。前日緊急入院となった患者さんで受け持っている方がいれば発表することもあります。朝のカンファレンスが終わると場所を変えて今度はチームカンファレンスに参加します。ここでは、受け持ち患者さんの状況をチーム内で共有します。カンファレンスが終わると回診してその日の状況を把握し、カルテを記載します。日によりますが、小児の救急外来や処置の手伝いをする機会もあります。時間を見つけて昼食をとり、16時ごろに夕方の回診を行います。そこでは、患者さんの状態を把握し、実施した治療の効果があるかなどを検証します。小児科は17時が定時なので、やるべきことが終わっていれば17時に退勤します。
倉敷中央病院に入職して良かったと感じることは?
なんと言っても優秀な同期や先輩方と出会えたことです。特に全国から集まる31人の同期たちとの出会いはかけがえのないものだと感じています。タイプの異なるさまざまメンバーと一緒に仕事をすることで、良い刺激を受けながら充実した毎日を過ごせています。また、学習環境が恵まれていることや、教育熱心な先生方が多くいらっしゃることも、もちろんよかった点のひとつです。
入職前のイメージと違った点、大変だったことは?
入職前は、倉敷中央病院の同期は優秀な人ばかりでその中で自分が上手くやっていけるか不安でした。しかし、実際に働いてみると思っていたイメージと全く違い、同期はフレンドリーでいい人たちばかりでした。
大変だったことは、入職したばかりのころは初めてやることの連続で、検査オーダーの出し方やカルテの書き方など覚えることが多く大変でした。しかし、上級医の先生方の優しく手厚いサポートのおかげで大変ではありますが、少しずつ仕事を覚えることができました。
初期研修で心がけていること
初期研修は3年目以降を見据え、医師として必要な能力を身につける期間だと思っています。例えばカルテの書き方や一般的な内科の知識、プレゼンテーションの仕方、わからないことの調べ方・質問の仕方、救急外来での対応、報連相の仕方…。漠然としていますが、自分の志望科に進んで働くときに少しでも不安が減らせるよう訓練していく姿勢を大切にしています。そういったことも将来患者さんのためになると考えています。
休日の過ごし方
初期研修の2年間は比較的お金と時間に余裕があります。専攻医になると忙しくなることがわかっているので、この2年間は思い出を作りたいと考え、旅行や登山やキャンプを楽しんでいます。写真は、地元・滋賀県の山に登った時のものです。
同期の影響で、茶道やゴルフも始めました。疲れている時はお茶を点てて美味しいお菓子と楽しんだり、日帰り温泉に行ったりして疲れを癒しています。また、お気に入りのyogiboの上でゆったりしたり、趣味のピアノを弾いたりして過ごすこともあります。

学生時代を振り返って
学生時代にはさまざまな経験をしたいと考え、陸上競技部の他にヨット部、考古学サークル、献血の呼びかけボランティアで活動しました。アルバイトでは、塾講師や牛丼チェーン店で働きました。牛丼屋でワンオペ朝バイトをしたあと大学で講義を受け、夜は部活に打ち込んで休日は福井の海でヨットに乗る生活をしていたので、2年生の時留年の危機に遭い、友達に助けてもらってなんとか進級できたのは今では良い思い出です(笑) また、5年生のときにはアメリカの病院の見学にも行き、学生時代にしかできないことをたくさん経験できました。
医学生へメッセージ

実際に働いてみると、倉敷中央病院の研修環境は非常に恵まれていると実感します。少しでも興味のある方は、是非とも見学に来ていただき、この恵まれた環境を実感していただけたらと思います。お待ちしています。
でも、まずは!何かに打ち込んだりせっかくの学生生活を謳歌してくださいね!