初期研修医 2024年採用-2

身体的な負担の少ない勤務体制。
集中して業務に取り組め、精神的な余裕を持てています。

身体的な負担の少ない勤務体制。

集中して業務に取り組め、精神的な余裕を持てています。

初期研修医
(2024年採用)

研修先として倉敷中央病院を選んだ理由

 私は内分泌代謝科を志望しており、この領域は数万人に1人のような希少疾患を多く扱っています。一般的な規模の市中病院に対して、地域の基幹病院である倉敷中央病院はそのような症例が集まりやすく、十分な研修を積めると考えたためです。また、初期研修医として携わる救急診療の場にも紹介症例は多く、幅広い経験が積めることも魅力的に感じました。  

教育体制・学習環境について

 救急診療などの指導体制が非常に手厚いと感じています。慣れないうちの救急外来では問診すら難しいですが、細かいところまで含めて上級医に丁寧に指導していただけます。また、個人的な印象ですが、穏やかで余裕のある上級医が多く、臨床現場に出れば当たり前の初歩的な質問をしても、自ら考えて行動できるように導いていただけます。

1日の業務の流れ

 まず担当患者の情報を収集し、当日の予定を確認します。日中は担当患者の診察、カルテ記載はもちろん、検査や病状説明に加え、診療科のカンファレンスに参加して担当患者のプレゼンをします。空いた時間は担当症例の疾患について理解を深めたりすることもあれば、医局で同期と勉強したり議論したりします。医局のフロアには軽食を食べられる職員用カフェがあるので、そこで息抜きをすることもあります。

倉敷中央病院に入職して良かったと感じることは?

 同期の人数が多く様々な方向性に強みがあるので、研修で生じた疑問や日常生活においても相談相手に困ることはありません。志望している診療科もバラバラなので、担当症例の相談などがしやすい環境で、勉強になる場面が非常に多くあります。またこれは余談ですが、岡山県は晴れの国と言われるほど天気の良い日が多く、傘が必要なことが少なくて助かります。

入職前のイメージと違った点、大変だったことは?

 昨今は医師の過労が問題となっていることもあり、初期研修でも相当量の勤務は覚悟していました。しかし実際は、当直の勤務体系が三交代制で身体を休める時間をしっかり取ることができるため、身体的な負担が少なく入職前に想像していたよりは精神的な負担も少ないです。その分短時間に集中して業務に専念することになるので、時間の流れが非常に速く感じます。オンとオフのはっきりした研修生活を過ごせていると実感しています。

初期研修で心がけていること

 自分から積極的に経験を積みに行くことを心がけています。初期研修という若手の中でも若手の年代は、深く理解していない医学知識や未熟な手技があっても、上級医や技師さんといった先輩方にサポートしていただくことが多々あります。質問しやすく、教えていただきやすい立場である研修医の間に、出来るだけ多くの経験をして、これからの医師人生に活かしていけるようにしたいと考えています。

休日の過ごし方

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 医師になって温泉に入ることが趣味になりました。この写真は、鳥取県の羽合温泉です。
 仕事中は想像以上に体力を使い、立ち仕事でも座り仕事でもあるので体に無理をさせてしまう部分があります。普段暮らしている自宅のお風呂はあまり広くないので、大きな湯船で思い切り足を伸ばして入られる温泉の素晴らしさに気づきました。幸い倉敷中央病院の周辺には日帰り温泉施設がいくつもあり、また岡山県北部や山陰、四国エリアにまで少し遠出すれば天然温泉がいくつもあるので、飽きることなく楽しめています。

学生時代を振り返って

 志望している診療科での後期研修を見据えて、初期研修から倉敷中央病院に進むことはかなり早い段階から決めていました。そのため、病院見学と実習を含めて計4回参加しました。大学生時代は部活をしていなかったので、体力とコミュニケーション能力をつけるため塾講師のアルバイトに力を入れました。そこでの経験は、臨床現場のさまざまなシーンで生きていると感じます。

医学生へメッセージ

 ここまで色んなことを書いてきましたが、書ききれないこともたくさんあります。まずは、このサイトの他の先輩研修医の書いていることも見て、少しでも興味が湧いたら、見学に来て研修医の医局にもぜひお立ち寄りください。
 個性豊かでありつつも各々強い信念を持った研修医たちが待ち構えています。私もお待ちしています。 お会いできるのを楽しみにしています!


 

2024年度採用 初期臨床研修医の声