初期研修医 2025年採用-1

初期研修は、医師として必要な力をつける大切な期間。
同期との出会いにも恵まれ、充実した毎日を過ごしています。

診療科が充実しており、落ち着いた環境で

じっくりと学ぶことができる研修体制に魅力を感じました。

初期研修医
(2025年採用/総合コース)

研修先として倉敷中央病院を選んだ理由

私は岡山県出身で実家は診療所を営んでおり、将来的には診療所を継承しようと考えています。倉敷中央病院は以前からの連携病院のため内部の体制を知ることでスムーズに連携でき、地域により貢献できると考えたのが一番の理由です。実際に志望診療科を見学をしてみて、経験豊富な医師が多く雰囲気もアットホームで非常に働きやすいと感じたことが決め手になりました。その他、大学病院並みに診療科が充実していること、指導体制や福利厚生が整っていること、事務スタッフにしっかりと対応していただいたことも考慮しました。

実際の研修や教育体制について

一部を除き、比較的落ち着いた環境で研修を行える診療科が多く、じっくりと学ぶことができる体制が整っています。また、志望科以外のローテート科や関心がまだ深まっていない科では、自己学習や同期とエコーなど手技の練習をして過ごしています。教育体制としては医師の人数が多く、分からない時や不安な時は必ず上級医に相談できる体制が整っています。どこまで深く学ぶかは、研修医のやる気による部分がとても大きいと思うので、積極的に動ける傾向のある人が実りが多いと思います。

1日の業務の流れ

直近でローテートしていた救急科では、出勤後に前日に担当した患者さんで気になる方、例えば診断を確定できずに帰宅と判断した方が再度受診していないか、救急搬送されていないか確認します。また、入院と判断した方でも専門医の先生が書いたカルテを確認し、自分の診療を見直します。その後、日によっては担当症例を発表しフィードバックを受けた後、救急外来で患者さんの診察をします。診察時も、決して自分だけでは判断せず上級医に細かく指示を仰ぐように意識していました。時間帯により勤務する医師が変わるので、診療途中の患者さんがおられたら、引継ぎの医師へ申し送りをし、1日の業務が終了となります。

学生時代を振り返って

私は医学部入学前に、「勉強」「部活動」「研究室への参加」の3つのことに力を入れようと考えていました。理由としては、勉強は当たり前のこととして残りの2つは学生の間しか集中してできないと考えたからです。コロナ禍ということもあり、部活は早々に休止状態となりましたが、残りの2つは6年間継続できたと思います。勉強ではグループで国家試験に向けて取り組み、研究室では研究の立ち上げから参加しました。苦労もありましたが実りある経験を得られたと思います。それらの経験もあり、今の研修を困らずに過ごせているのだと思います。このページを読んでくださっている皆さん、何でも良いので自分が学生の間しかできない経験をしてみてください。

医学生へメッセージ

初期研修を経験してみて、半年間と短い期間ですが、働く環境は非常に重要だと感じています。人にはそれぞれ個性や特性があり、忙しい場所が向いている人、暇なのが我慢できない人など様々だと思います。また、初期研修に限らず働く上で人間関係は特に重要で、ストレスの大部分はそこで感じる場面が多いと思います。自分の傾向を知り、働く場所の環境やどんな人が働いているのか知ることはとても大事だと思うので、必ず見学をしてから研修病院を決めてください。倉敷中央病院を考えている方へ、大きなメリットの1つとして、同期の人数が多いことが挙げられます。同期が30人いるので、その中に必ず仲良くなれる人がいます。長々と書きましたが、ぜひ見学をして病院や研修医の雰囲気を自分で感じてください。

2025年度採用 初期臨床研修医の声