初期研修医 2025年採用-2
初期研修は、医師として必要な力をつける大切な期間。
同期との出会いにも恵まれ、充実した毎日を過ごしています。
理想のロールモデルを見つけられる病院。
「なりたい医師像」に近づくためにこの病院を選びました。
初期研修医
(2025年採用/総合コース)
研修先として倉敷中央病院を選んだ理由
倉中を選んだ一番の理由は、病院見学の際に各診療科にお手本にしたいと思えるようなロールモデルとなる専攻医・上級医の先生方が多いと思ったからです。豊富な知識はもちろん、医師として働くうえでの基本的な姿勢まで、日々の診療を通して間近で学べる環境があります。自分にとって理想のロールモデルを見つけやすい点が大きな魅力だと感じました。
また、医師として将来進む診療科に限らず幅広く学べる、研修医という最後の学びの時期に、大学規模の病院で多様な症例を経験できることも、倉中を志望した大きな理由のひとつです。
実際の研修や教育体制について
倉中では、自分のやる気次第で多くのフィードバックを受けられる環境が整っています。同期が多く、さまざまな価値観や考え方に触れながら共に成長できるのも心強い点です。J2の先生方と同じ医局で働くため、業務的なことはもちろん臨床面でのアドバイスも気軽にいただけます。
また、常に指導医の先生がバックにいてくださるため、安心して目の前の患者さんに集中できます。現場では自主性が尊重されており、自分で「今できること」「今足りないこと」を考えることで自然と成長していける力が身についていると感じます。自分のペースで診療を進められるので、焦らず消化不良になることもありません。
1日の業務の流れ
私の場合、上期は主に外科系のローテーションを経験しました。1年目で必ずローテートする救急研修では週に2回ほど上級医の先生に症例プレゼンを行い、丁寧なフィードバックをいただいています。1年目は主にwalk-inの患者さんを中心に対応し、必要と考える検査や鑑別診断を自分なりにアセスメントしたうえで指導医に相談して一緒に方針を決めていきます。検査の流れや、現場での看護師・救命士さんとのチーム連携を実践的に学べる貴重な時間です。
また、4月・5月にローテートしていた外科では、朝7時30分からチームでの回診に参加し、担当患者さんの状態を確認しました。8時からのカンファレンスでは、自分の受け持ち患者についてショートプレゼンを行い、治療方針を共有します。
外科手術では症例によってはカメラを担当したり、縫合などの手技を経験することもありました。加えて、救急からの外科症例や病棟での処置が必要な際には、指導医の先生とともに初期対応にあたります。
現場での判断力や基本手技を一つずつ積み重ねながら、外科診療の流れを実践的に学べる環境です。
初期研修で心がけていること
常に「まずは自分なりの見解を持つこと」を大切にしています。研修が始まったころは上級医の方針と異なる意見を持つことに不安を感じていましたが、実際は自分の考えをもとに議論し、フィードバックをもらうことでより深く学べると感じています。
また、倉中では一人ひとりの患者さんとしっかり向き合って診る環境が整っています。できるだけ患者さんに会いに行く時間を確保し、診察の際には病変部位だけでなく異常のない部位も丁寧に聴診・触診して正常所見を取るように心がけています。
休日の過ごし方、趣味について
休日は、倉敷ならではの街の雰囲気を楽しみながらリフレッシュしています。友人と美観地区に遊びに行ったり、先日は備前焼づくりに挑戦したりと、地元の魅力を感じる時間を過ごしています。
大学時代に始めたゴルフは今でも良い息抜きで、同期や先輩と予定を合わせてラウンドに出かけることもあります。夏にはプールや尾道への小旅行など、季節ごとの楽しみも満喫しました。
また、ピアノが趣味で休日には新しい曲にもチャレンジして気分転換しています。心がリセットされ、また前向きな気持ちで仕事に向き合えています。
医学生へメッセージ
将来の進路が決まっていても、迷っていても、倉中ではさまざまな診療科・働き方を実際に見て学ぶことができるため、幅広い選択肢を考えるきっかけになります。
また、仕事のことだけでなくアルバイトや趣味など、私生活の面でも共通点を見つけられる先生がきっといるはずです。勉強だけでなく、自分の個性や興味を大切にしながら成長できる環境だと思います。
ぜひ一度、倉中の現場の雰囲気を感じてみてください。自分の「なりたい医師像」に近づくヒントがきっと見つかると思います。







