研修・セミナー(専攻医向け)

中国四国ライブ in 倉敷2024

 

2024年2月23、24日に循環器疾患のより良い治療を目指して専門医らが
意見交換する「中国四国ライブin倉敷2024」が倉敷市芸文館で開催されました。

中国四国ライブは1992年から、光藤和明先生が循環器疾患に携わる多職種のメディカルスタッフが
職種を超えて幅広く知識を習得し、患者本位のチーム医療の向上を目的に
「倉敷PCIライブデモンストレーション」としてスタート。2012年から現在の名称となり、今回で33回目となります。

参加したのは全国の循環器内科医師を中心としたメディカルスタッフ計約500人。
当院からは循環器内科医師をはじめ、臨床検査技師や看護師、診療放射線技師、臨床工学技士ら
延約50人が、オペレーターや座長、発表者として40のセッションに参加しました。

会場には、慢性完全閉塞患者さんに対するPCIや、不整脈患者さんへのリードレスペースメーカ―の
植え込み術など、当院カテーテルチームによる治療の模様がライブデモンストレーションとして投影されました。

このほか、MitraClipやTAVI、WATCHMANの新しい治療方法に関するシンポジウムなどが開かれ、
face to faceで議論が交わされました。

当院循環器内科主任部長の門田一繁副院長は「多くの方々のご支援で、会を成功裏に終えることが
できました。また、COVID-19の影響で久々となった対面形式の良さが生かされ、さまざまな領域の質の高い
カテーテル治療に繋がる会となったのではないかと思っております」と振り返られました。