倉敷中央病院 生殖医療・不育治療Webサイト
当院で行っている検査・治療

体外受精IVF・顕微授精ICSI

体外受精IVF、顕微授精ICSI とは、卵と精子を体外で受精させ、受精卵(胚)を子宮に戻す(移植する)治療法です。

タイミング法に比べ、妊娠率は約8倍高くなります。

当科では基本的に排卵誘発を行い、複数の卵を採取し、複数の胚を培養します。

排卵誘発は、奥様の卵巣に残っている卵の数をAMH検査(採血)で調べ、ロング法、ショート法、アンタゴニスト法、低刺激法などのなかから、その方に適した誘発方法を選びます。

月経開始から採卵までの約2週間は、卵胞の大きさをチェックするために2~4日に1回の診察が必要で、たびたび受診していただく必要があります(奥様のみ)。またご主人には、採卵日の朝、精子を採取してもらいます。くわしくは、一度受診されて、下記の説明会の参加予約をしてお聞きください。

なお、当院では、IVF, ICSI を受けられる方には、必ず説明会に参加していてだいています。説明会は基本的に毎月第2土曜日の午前10時半から約2時間です(予約制)。

当科で2009~2014年に初めてIVF または ICSI を受けられた方の何%が出産されているかを示します。

1回の採卵で0~複数個の卵が採れますので、胚移植の回数も0~複数回となりますが、初回の採卵で、最終的に出産されているかどうか、を示しています。

女性の年齢 ~34歳 35~39歳 40~42歳 43歳~
出産率
51%
45%
17%
0% *
患者数
146
141
66
16

* 43歳以上の方では、初回採卵で出産された方はありませんでしたが、4回目までの採卵で16人中2人の方が、元気なお子さんを出産されています。


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