石田副院長の部屋 後編

石田副院長の部屋 後編

倉敷中央病院副院長 石田 直 先生
・日本内科学会総合内科専門医、指導医
・日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医、指導医
・日本呼吸器学会専門医、指導医
・日本感染症学会専門医、指導医
・日本アレルギー学会専門医
・米国胸部医会フェロー
・インフェクションコントロールドクター
・日本化学療法学会抗菌薬指導医、臨床試験指導者
・日本結核・非結核性抗酸菌症学会結核・抗酸菌症指導医
・日本感染症学会インフルエンザ委員会 委員長

出身地:京都府
好きな食べ物:鶏料理全般 カキフライ ビール(ギネス)
趣味:読書、旅行

地域医療エコシステムの進化

コロナ以降でエコシステムが進んでいるという
エピソードはありますか?

 

 

石田副院長:
今、内科全体で一番問題になっているのは、
高齢者の誤嚥性肺炎になるんですけども。
救急外来に来たけど他院で診てもらえる軽症患者は
短期入院にするという試みも、それがどうなっていくか。

他の病院さんのご協力もいただきながらですね。

石田副院長:
すぐに転院先が見つかるかどうかっていうのが
肝だと思うんですけど。
誤嚥性肺炎も1つの科ではなくていろんな科で診るので、
全病院で、というかんじですね。


患者さんも倉中にきたのに!
って思われるかもしれないんですけど、
それは患者さんへの周知っていうのが
大事だと思いますね。

 

地域全体でみていくんですね。

石田副院長:
そう、うちは急性期の病院ですっていうのを周知して
連携パスとして動かすっていうのが
うまくいけばいいなと思っているんですけどね。

※地域連携パスは、疾患に合わせた急性期治療から、回復期や維持期、
自宅退院までの治療計画です。地域連携パスを使えば、
ご自身が転院・退院後の検査や治療内容をあらかじめ知ることができます。

実は歴史が専門?

プライベートなことをお聞きしてもいいですか。
ご趣味はなんでしょう?

石田副院長:
最近は、読書と旅行ですよね。

どういったジャンルの本ですか?

石田副院長:
本は偏っていて歴史関係がすごく好き。
歴史は自分の一番の専門だと思ってます。
医学よりもたぶん。

先生の中でこの時代のここが特に面白い!
というのはありますか?

石田副院長:
やっぱり動乱の時代が面白いと思うので
中国の春秋戦国時代とか、
ヨーロッパの中世とか面白いですね。
若い人は、春秋戦国時代って
最近はキングダム(漫画)とかで人気があって。
比較的史実に沿ってるなって。

先生も漫画を読まれるんですね。

石田副院長:
キングダムは読んでますね。
幅広くマンガ好きですよ。

では旅行先は歴史をテーマにされているんですか

石田副院長:
自然とかバカンスとか行くよりも
歴史のある所を観光するのが好き。

海外だったら、よかったのはスペインですね
あと中国に講演に行ったことがあるんですが
長安に行って、秦の兵馬俑
ずらーっと並んでいるあれですね。

それがちょっとじゃないですよ、
数千体ずらーっと並んでいる。
それがいくつもある。そこはすごかった。
しかもあれは土から出たときは極彩色だったと。

兵馬俑(中国)

そうなんですか!
最初から土色だと思ってました。
あと先生、最近もどこか行かれてたと聞きましたよ。

石田副院長:
1月にタイに、2月にマルタに行きました。

アクティブですね!
タイはいかがでした?

石田副院長:
タイは食べ物もおいしいし、そして暑い。
象に乗ったり、定番のことしかしてないけど。
あとは寺院ですね。寺院とか、古い王朝の跡とか。

タイにて

マルタ島にて

石田副院長、
貴重なお話をありがとうございました。
歴史や旅行のお話、また機会があればお聞きしたいです!

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