河本副院長の部屋 後編

河本副院長の部屋 後編

倉敷中央病院副院長 
河本 和幸 先生
・日本外科学会専門医、指導医
・日本消化器外科学会専門医、指導医
・インフェクションコントロールドクター
・日本がん治療認定医機構認定医
・日本食道学会食道外科専門医

出身地:山口県
好きな食べ物:寿司(アナゴ・ウニ)・山菜
趣味:読書・ゴルフ

今後の地域医療連携

河本副院長:
現在は化学療法が進み、
開業医さんでは設備的に難しい複雑な診療も増えてきたから、
倉敷中央病院での手術の件数は増えました。
役割分担ができたとも言えますが、
集約したら、かかりつけ医に戻っていただかないと
倉敷中央病院にも限界があります。

症状が落ち着いたらかかりつけ医で診療してもらう。
患者さんにとっても倉中にとっても必要なことだと思います。

河本副院長:
病院ごとに温度差があるのが現状です。
合併症がある場合は受け入れが難しいことがあるため、
それぞれの病院の役割を理解して、お互いどこまで診るか
線引きするのが大事ですね。

病院によっては療養型施設など関連施設の中で、
完結するというところはありますが、どうしても診療内容によって
専門の病院や急性期病院に行かなければならないことはあります。
そういった循環の中に倉敷中央病院も入り、
役割をうまく果たせるようになればよいですね。

コロナ禍に勉強会など、対面で行えることが減りました。
しかし、顔の見える関係は大切ですので、
「あの先生に頼まれたら断れないな」という関係を
もっと築いていきたいです。

棚のコレクションは一体?

河本副院長:
ははっこれですか?

河本副院長:
いやいや、娘が好きで。
「まちぼうけ」って言うシリーズなんですけれど。

河本副院長:
こちらには本があります。読書が好きなので。

河本副院長:
昔は月に5冊は読んでいたのですが、
自分が病気になりまして、手術を受けてからは読書量が減りました。
でも月に1冊は読んでいます。
幅広いジャンルの本を読みました。

藤沢 周平さんや、池波 正太郎さんの歴史小説であったり、
東野 圭吾さん、池井戸 潤さんなど読みます。
また、ファンタジーはハリーポッターも読みましたし、
最近は阿部 智里さんとか、どんでん返しがあって結構面白いですよ。

河本副院長:
自分で見つけることももちろんあるのですが、
子供から「おもしろいよ」って言われて読むこともあります。

プライベートの過ごし方

河本副院長:
今までは、仕事のコミュニケーションの一環として
ゴルフをしていました。

しかし、病気をしてから心境の変化がありまして、
ゴルフを楽しんでやろうかなってことで、ゴルフ場の会員になりました。
ちょうどコロナ禍で、ソーシャルディスタンスが推奨されており、
距離を保つことが出来るゴルフは良いと言われていましたので。

河本副院長:
ちょうど5月に仲間内で行ったときにベストスコアが出たんですよ。
75を初めて達成できました。

河本副院長:
でもそんなに根を詰めすぎないようにはしています。

河本副院長:
行きたいと思っていたのですが、
初孫が2月に生まれて、
面倒をみにいっているので温泉には行けてないです。
娘が近くに住んでいるんですよ。

河本副院長:
生まれたときは小さくてね。だんだん大きくなっています。

河本副院長:
そうですね。今しかない時期を大切にしたいですね。

奥様とお孫さんと

河本副院長、文武両道とはこのこと!と思わせる
素晴らしい経歴を教えていただきました。
貴重なお話をありがとうございました!

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