「KRH版 患者参加型看護計画」を紹介します

当院独自の患者参加型看護計画を導入し、6年目になりました。患者さんへ説明し、同意を得て、患者さんと共に目標、手段・方法を立案し、共に評価しています。主に退院後の生活で困らないように、どのようなことに気を付ければよいか一緒に考えています。実際の看護計画表は、患者さんがわかりやすい表現で、医療者と一緒に取り組むこと、患者さん自身が取り組むことを明記しています。

患者参加型看護過程を導入した患者さんからは、「最初は評価されているようで怖いなといった思いもあったけど、自分のために振り返りを一緒にしてくれていると思うと心強かった」や「早く良くなりたいと思っていたし、気をつけることを教えてもらってよかった。自信がついた。これからもやっていけそう」といった言葉をいただきました。

令和4年度岡山県看護学会で、これらの取組みについて発表しました。みなさんの意見をもとに、よりよいものになるようにこれからも継続していきたいと思います。