初期研修医 2023年採用-1

Profile

初期研修医(2023年採用)
出身大学:長崎大学
総合コース

「期待していた以上に充実した研修が受けられます」

研修先として倉敷中央病院を選んだ理由は?

 症例数、指導医の先生の人数、同期の人数が多く、いろんな経験ができると考えました。
将来目標としている家庭医になるために、初期研修の間は設備が整っている大きな病院で学びたいと思いました。また多くの人との繋がりを持てるのも魅力に感じました。

実際の教育体制や環境はいかがですか?

 各診療科を2カ月ごとにローテーションしますが、どの科も一貫して、各々の進路に合わせて教えてくださるという上級医の先生方の姿勢があり、優しくて教育熱心な方も多く毎日充実した日々を送っています。ドクターだけでなく看護師やソーシャルワーカーなど、多職種の方からの学びも多いです。   
 週に1回、1年目・2年目の研修医の勉強会があり、当直や救急外来について、これからローテートする診療科についてなど様々なことを教えてもらっています。年齢が近い先輩が教えてくださるでとても身近で勉強になります。

 1日の流れは、科にって異なりますが、基本的には朝出勤し回診、カルテに記載し、上級医の先生に検査や治療方針に関して相談、処置や新規入院患者が当たれば入院の対応をする、回診、という流れです。救急で入院が必要な患者さんが入ったときは、緊急で呼ばれることも多いです。

倉敷中央病院に入職して良かったと感じることは?

 上級医の先生、先輩、同期はもちろんのこと、いろんなスタッフが優しいことです。何も知らない自分でも、気負わず質問しやすく、しっかり向き合って教えてもらえる環境です。また院内には植物が多く自然を感じられる噴水があったり、絵画が展示されていたりして明るく病院らしくない雰囲気です。
 同期については、人数が1学年約30名と他院と比べて多いのが特徴です。全国から優秀な人が集まると聞いていたので初めは身構えていましたが、その心配は不要でした。とにかく優しく仲間意識が強く、お互いに助け合い支えあっています。プライベートでも仲が良くオンオフ共に充実しています。それぞれが目標をきちんと持っていて、とても良い刺激になっています。楽しいことも苦しいこともみんなで共有できるのが魅力です。

初期研修にあたり、大切にしていることは?

 患者さんにとって何が一番大事かを軸に、行動の指針を決めるようにしています。入職当初、どれだけ忙しくても、どれだけ大変でも患者さんのためには絶対に手を抜かない指導医の先生の姿を見て衝撃を受けました。今でも大変なときは、その時の先生の姿を思い出し、患者さんのために全力を尽くすということを心がけています。
 また、分からないことやできないことを恥ずかしがらずに、同期や指導医の先生、看護師さんに質問するようにしています。実際の医療現場では教科書どおりではなく、正解がひとつではありません。患者さんの不利益にならないよう、周囲の方に相談するようにしています。

医学生へのメッセージ

倉敷中央病院は自分が望んだ分以上のことが返ってくる病院です。目標を持っている方はもちろん、まだ将来の希望科が決まっていない方でも、どんな人にとっても期待以上に充実した研修ができる病院です。

2023年度採用 初期臨床研修医の声