初期臨床研修医

初期臨床研修医

初期臨床研修医

研修目標

卒業後、医師免許取得後2年間の初期臨床について研修する。厚生労働省が提示した「臨床研修の到達目標について」に掲げる目標を達成できる内容とした。基本的方針としては、当院の地域での役割を踏まえ、地域の基幹病院を支える医師の養成を念頭に置いた。従って、プライマリケアを重視し、かつ専門医として社会に貢献できる医師を目指す能力を身につけられるカリキュラムとしたことが特徴である。

研修委員会など

レジデントプログラム全体を管理調整する部署として、院内に臨床研修管理委員会および実務者委員会を設置している。臨床研修管理委員会は、研修医の研修遂行に関する諸問題について議論し、提案などを行う。実務者委員会はその実務を執り行う。

また、病院全体の教育研修・人材開発を統括する部門として人材開発センターを設置しており、心肺蘇生や多職種研修などを計画・実施している。

研修プログラムの統括責任者は山形 専 院長とし、臨床研修管理委員会と実務者委員会の委員長、人材開発センターセンター長は、福岡 敏雄 総合診療科主任部長とする。各コースの責任者として、総合コースは守本 洋一 消化器内科部長、小児科コースは綾 邦彦 小児科部長、産婦人科コースは本田 徹郎 産婦人科主任部長が担当する。

研修の記録および評価方法

厚生労働省が提示した研修目標に準拠した当院のシステムに症例や処置などの研修記録を行う。臨床研修管理委員会では、定期的に指導医と研修医が一堂に会する総合相互評価を行って、指導医および研修医の意見を集約し、研修カリキュラムの点検を行う。

処遇、救急研修、修了後の進路など


処遇について 研修医公募規定に収載する。
オリエンテーション 研修に先立って、実技実習やICLSなどを取り入れたオリエンテーションを行い、スムースに研修に入れるように配慮している。
救急研修 ジュニアレジデントの1年目は1か月間の救急研修中に救急外来で診療にあたる機会がある。また研修科によらず4月から救急外来での救急車研修が開始される。6月から救急内科ウォークイン研修が開始される。いずれも必ず上級医・指導医と共に業務を行い直接指導・監督を受ける。2年目には救命救急センター研修中に、救急車を含む救命救急センター受診患者の初期対応に参加する。循環器内科、形成外科、脳神経外科、整形外科などとのカンファレンスが定期開催されており、ここでケース発表・討議を行う。
研修修了後について 研修修了後は、修了証書を授与する。修了後は、当院専門研修プログラム(公募制)に応募する資格が与えられる。修了者は当院専攻医のほか、他院の専門研修プログラムや大学院への進学など多彩な進路を選択している。

お問合わせ

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倉敷中央病院人事部 医師教育研修担当宛