CCU-S(Coronary Care Unit – Surgery)は、心臓血管外科の集中治療室です。心臓や大血管の手術を受けられて集中管理が必要な方を対象に、多職種(医師・薬剤師・看護師・臨床工学技士・理学療法士など)がチームとなって、集中的な治療・看護を行っています。手術を受けられる前には、不安のないようにお話を聞かせていただいたり、説明を行っています。手術後は病棟看護師と連携をとり、継続した治療・看護を行っています。
集中治療室CCU-S 看護師長 加藤 英子
医療は進み低侵襲の手術も多くなりました。しかし、心臓や大血管の手術は、患者さんにとって大きな侵襲となります。手術後の呼吸・循環動態には変化が起こりやすく、患者さんの安全・安楽のためには、医師だけでなく看護師もしっかりとした知識が必要です。他職種との合同カンファレンスや合同勉強会を定期的に行いながらお互いに知識を深めています。私も集中ケア認定看護師として、患者さんの看護を実践すると同時に、看護師への教育や指導を行いケアの質の向上に努めています。
集中ケア認定看護師 松本 信子