鶏内 遥（かいち はるか）｜
近畿大学卒 2022年入職
人とコミュニケーションをとるのが好き、人の心を動かすことをしたい！を信条としている。就活時には教授や友人から「ＭＲに向いてる」と言われた。しかし「向いてる仕事に就いたら同じタイプの人が多いから自分の個性を活かせない」と考え、病院薬剤師の道を検討。全国的にも有名な倉敷中央病院が採用活動を行っていることを知り、病院見学へ。採用担当者の先輩薬剤師が他の薬剤師と生き生きと話す姿に魅せられ入職を決意した。現在、調剤室にて薬剤師としてのキャリアを歩み出すと共に、採用担当者としても活動している。
私の仕事
内服や注射薬調剤を通じて
薬剤や疾患の知識を
身につける日々です。
現在、入職2年目。入職１年目は研修期間で、１年かけて主に内服調剤、注射調剤、病棟業務をローテーションしました。入ってすぐに病棟業務の研修があるのは業界全体を見ても珍しいこと。先輩からマンツーマンで指導を受けながら入院患者さんを5～6名/週担当させてもらいました。患者さんのお話を伺い、先輩に相談し、アプローチを考えていくという病棟薬剤師の醍醐味を経験する中で、自分の知識が業務に対して圧倒的に不足していることに気がつきました。研修期間が終わりに近づいたころ『もっと薬の使い方の基礎を身に付けたい』という思いが膨らみ、調剤室への配属を希望。希望が叶って今は薬剤と疾患について学ぶ日々です。
仕事のやりがい
「やりがい」よりも「やりたい」の方がいっぱいある。
病棟研修を受けていた時のこと。ある患者さんが「こんなこと、先生に言っていいのかな…」と遠慮がちに口にされました。その時、気がついたんです。『看護師や薬剤師には気軽に話せても、医師には伝えにくいこともあるんだ』ということに。患者さんの心の奥にある思いを汲み取って、安心していただくとともに、些細な情報から最善の治療につなげることができる薬剤師になりたいなと思いました。また、薬剤師の仕事からは少し離れるのですが、学生に対して倉敷中央病院の魅力を発信する仕事もしていきたいです。実際、入職した際に採用担当者になりたいと手を挙げて、今、チャレンジしています。病院外の人と会う機会も多く、たくさんの刺激も受けながら奮闘する日々です。「病院薬剤師」という魅力ある仕事そのものをブランディングして価値を高めていくことができたら最高ですね。
ある一日のスケジュール
one day schedule
印象に残っている仕事
研修中だった私の意見が
入院患者さんの減薬につながった。
病棟研修中、睡眠剤を4種類服薬されていた患者さんがいらっしゃいました。がんの告知がきっかけで不眠になり、入院前から睡眠剤を服用。入院後も眠れない日々が続き、薬の量が増えていたのです。気になっていたので、時間を見つけたら様子を見るようにしていました。すると、昼間にぐっすり眠ってらっしゃることがわかりました。昼夜逆転していたのです。そこで医師に減薬の提案を行いました。研修中の私の話を医師はじっくり聞いてくださり、「減薬してみよう」ということに。結果、昼夜逆転生活も改善されていきました。その患者さんは退院されましたが、今も通院が続いているので、経過を追っています。
Interview
インタビュー
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