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目の前の患者さんを支える。この国の医療システムを支える。

TOP倉敷中央病院薬剤師の仕事

Interview_病棟薬剤師

栁原 知夏(やなぎはら ちか)
武庫川女子大学卒 2015年入職
『カルテを見ることが出来る病院で働いて、医師の処方意図を正しく理解できる知識を身に付けたい』という思いから病院薬剤師の道を選ぶ。合同就職説明会で薬剤師が生き生きしている倉敷中央病院を見て、ここだ!と、一目ぼれ。その日のうちに病院見学会の予約を申し込む。薬剤師や病院職員の温かい人柄に感動し、入職に至る。趣味は好きなアーティストの全国ライブ参戦と食べ歩き。「よく働き・よく遊ぶ」を体現し、定時退勤と定期的な休暇取得でワークライフバランスも実現中。

私の仕事

チーム一丸となって
患者さんを支えています。

循環器内科病棟と心臓血管外科病棟を担当しています。病棟薬剤室はグループ制で、3~5人の薬剤師が、2週間ごとに3~5つの病棟をローテーションしながら担当します。一人の薬剤師が一病棟を担当すると、どうしても業務が属人的になって視野も狭くなってしまうのですが、グループ制だと業務の標準化ができて、分からないことがあればすぐ同じグループの先輩に相談できるので、若手でも安心して活躍することができますし、気兼ねなく休暇もとれて働きやすいです。また、院内には様々な部署横断のプロジェクトがあるのですが、『医療費削減プロジェクト』を立ち上げて、チームリーダーも務めています。

仕事のやりがい

日本の医療システムを支えるための
取り組みを進めています。

『医療費削減プロジェクト』は、増加し続ける医療費の削減に、薬剤師として寄与できることはないかという観点で始めました。医療費削減は、病院のためというより、将来的な日本の医療システムの継続に向けた取り組みです。何ができるのか、まだ未知数な部分もありますが、データ解析を行う企業にも協力いただき「症例数日本最大級」という当院ならではの強みを生かして、医療費に関するデータを解析することから始めています。日々の仕事の中では、担当した患者さんから退院する際にお手紙をいただくようなこともあり、その喜びは、かけがえのないものです。目の前の患者さんの治療はもちろん、より多くの患者さん、もしかしたら将来の患者さんのためにもなるような、大きな取り組みを始められたことに、やりがいを感じています。

ある一日のスケジュール

one day schedule

印象に残っている仕事

循環器内科病棟において
代行処方を実現しました。

今、医療業界では、忙しい医師の業務負担軽減のための『タスクシフト』がトレンドです。薬剤師が関与できることとして『代行処方』がありますが、循環器内科では使用する薬剤に対して細かな調整が必要なこともあり、代行処方が進んでいませんでした。しかし、医師との雑談の折に、他病棟では進んできているという話をすると、「ぜひトライしてほしい」と要望されました。そこで、できることから運用方法を決めて、代行処方を推進。薬剤師が処方を行うことで患者さんの手元に薬が届くスピードが上がり、患者さん・医師・看護師といった関係者に喜んでいただきました。薬剤師としても、以前は、医師が処方した薬の確認が中心だったのですが、代行処方を行うようになってからは、処方提案も増加。薬のことだけでなく、身体状態や疾患など、学ぶべきことも増えましたが、責任ある仕事を任せてもらえているという喜びは大きいです。

メッセージ

一生懸命やったことは、
全部どこかで活かされます。

授業に研究、実務実習、国家試験対策、卒業論文、さらに部活動・サークル活動にアルバイトと、大学時代はものすごく忙しい日々を送っていました。大変でしたが、あの頃の経験は無駄になってないと改めて実感します。当時、接客業のアルバイトをしていたのですが、言葉遣いや礼儀はもちろんのこと接客の仕事で得た様々な経験は、医療人としても社会人としても役立っています。勉強は当然ですが、アルバイトでも、趣味でも、ボランティアでも、一生懸命やったことは、いつかきっと、他の場面でも応用できます。ぜひ目の前のことを楽しんで、めいっぱい頑張ってください。

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