ご家族の方へ-いきいきライフ




●ご入居はいつごろですか?
2020年4月です。きっかけは妻の体調でした。食事の心配がない、ということで夫婦そろって入居しました。

●ご入居されてのご感想をお聞きかせください
こちらには昨年、11月ごろに体験入所しました。候補の一つで、いろいろ検討しておりましたが、介護付き施設は入居費用が高くて…実は他所へ入居がほぼ決まっていたのですが、契約の3日前ほどにこちらから「空きが出た」と連絡をいただき「一度部屋をみせてください」とお願いしました。部屋が広くて風呂付き、角に位置していてベランダも広い(※入居いただくお部屋のタイプにより仕様が異なります)。ベランダに小さい温室を設けて、花やサボテンを自宅から持ってきて育てております。
趣味は過去に山歩きやゴルフなどもしておりました。どれもなかなかのレベルだったんですよ(笑)
こちらに入居してからは、絵を描くこと、碁を打つことでしょうか。碁は3段を有しております。ケアハウス内に同じレベルで碁を打てる方がお一人おられます。入居者同士、また外部の友人とも交流できることがここの良さだと思うので、早くコロナ禍が落ち着いてほしいです。

●油絵を描かれていたとうかがいました
油絵は、カルチャーセンターへ学びに行き、風景画を主に描いていました。昔は自動車会社で設計図に基づく実物大モデル制作を担当していまして、精密なモデル作りが得意でしたから、建物なども精密に描きます。油絵を描いていた頃は同じ趣味の友人と県内あちこちを旅して、風景を描いていました。描いた絵は知り合いの方にたくさんプレゼントしました。1枚1枚、想いを込めて描いておりますから、その絵を喜んでいただければ嬉しいです。


描き上がった作品とともに。細部まで緻密に描かれています。

●こちらの倉敷中央病院の絵、緻密ですね!
倉敷市のシルバー展に出展したらと勧めていただき、あらためて描いたものです。倉敷中央病院は大きいですね。描くにあたって、建物の構造などを確認して歩きました。いざスケッチとなれば、一番良い構図が見えるのはどこかケアハウス内を探して、4階426号室のベランダをお借りして描きました。写真に頼らず、自身の目で見たままを描くのが信条です。精密に描かないとバランスが狂ってしまいますから、建物の高さ、窓の数なども、あるがままを写し取ります。

●今後どんなものを描こうと思われていますか?
85歳になり、免許は返納しましたから遠出はできませんが、幸い倉敷美観地区が近いので、大原美術館や大原邸を描こうかなと考えています。アイビースクエアも視点を変えればとても絵になります。構図を探すのもまた楽しみなんですよ。

●新作の完成が楽しみです!



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