院外からの研修医(2025年度採用)

当科での1年間を振り返って

私は富山大学附属病院で初期研修を修了したのち、愛知県の一宮西病院で内科専攻医としての研修を開始しました。学生時代より興味関心の強かった循環器内科に進むことを決め、1年間同院の循環器内科で研修を行った後、外部専攻医という形で医師4年目の1年間を倉敷中央病院 循環器内科で研修させていただきました。

当科は年間を通して非常に多くの患者様が集まり、多彩な症例を経験できるのが強みだと思います。私も自施設での1年間ではあまり経験することの少なかった機械的補助循環(MCS)の管理や構造性心疾患(SHD)に対するカテーテル治療に関してより深く学び経験を積みたいという思いでお世話になることを決めました。その希望通り、2か月間のCCU研修を通して複数のMCS症例の管理に主体的に関わることができました。MCSの導入・管理はやはり施設としてMCSの習熟度が高まっている病院で学ぶことが最適と思いますが、当科は全国的にみてもMCSの経験が豊富で、私と同様にMCSの経験を積みたいと考えている先生には非常に良い環境だと思います。TAVIやM-TEERもほぼ毎週複数例施行しており、適応に対する考え方や基本的な手技を学ぶ機会も豊富に得られると思います。また、比較的学年の近い先輩方が、日常診療はもちろんのこと海外学会での発表や論文執筆にも多くの方が早期から力を入れておられる姿を目の当たりにし、非常に刺激になりました。

1年間という非常に短い期間ではありましたが、専攻医として学ぶべき基礎的な手技・治療を学びつつ、これまでの経験の不足も補ってもらえるような研修をさせていただけたように感じています。ご指導いただいた先生方、また私の未熟な診療を支えてくださったコメディカルの方々には大変感謝しております。本当にありがとうございました。

私と同じように循環器内科を志し、主体的に専門性を深めていきたい先生方にとっては非常にいい環境ではないかと思いますので、是非当科で充実した研修を送っていただければと思います。

一宮西病院 循環器内科

小林 裕和

2026年4月