循環器プライマリーケアが担う
地域チーム医療の役割
地域がチームとして治療に当たるのであればお互いの治療・管理の実際と概念とをお互いがよく理解する必要があります。その為には「地域のカンファレンス」とでもいうべき検討会が必要です。西部循環器プライマリーケアの集いはまさしくその役割を担って1981年から毎月1回(二度の中止を除いて)欠かすことなく続いています。そうした基盤を持った地域チーム医療の中では患者さんにもより安心できる医療を提供できると考えています。未だに確立されていない新しい診療方法の試行は、実施施設のスタッフと患者さん(およびその御家族)に加えて、紹介医の理解があって初めて行われるのが理想であると考えています。そして治験等は結果の如何にかかわらず地域医療にフィードバックすべきでしょう。この西部循環器プライマリーケアの集いは私達にとっては日常の診療方針の再確認の場としても、また新しい診療方法に対する「地域としての取り組み方」を検証して行く場としても地域チーム医療にとって必要不可欠なツールであると考えています。
毎月1回、第4月曜日に倉敷中央病院付属予防医療プラザにて、19時30分より約2時間、地域の先生方とともに勉強会を開いています。会場は原則として倉敷中央病院付属予防医療プラザですが、ご出席の際は県医師会報などでご確認ください。






「西部循環器プライマリーケアの集い」のお知らせ
- 第510回 西部循環器プライマリーケアの集い
日 時 2025年2月25日 火曜日 19:30~ 場 所 倉敷中央病院付属予防医療プラザ 古久賀ホール 座 長 岡ハートクリニック 院長 岡 直樹 先生 演 者 タコツボ型心筋症 -当院の経験から-
倉敷中央病院 循環器内科 主任部長 門田 一繁 先生質 問 フロアからもお気軽に発言してください。
明日の医療のため、ともに学びたいと思います。講演会終了後に懇親会を予定しています。
本研修会は岡山県医師会生涯教育認定講座 合計1.5単位を申請しております。
「カリキュラムコード(CC):42 胸痛」
講演資料 閲覧
当日配布した資料を下記サイトより閲覧できます。
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(閲覧は医療関係者に限らせていただきます)