検査・治療実績
経皮的冠動脈形成術(PCI)
※上記表グラフは、緊急での冠動脈インターベンション数も含みます。
待機的冠動脈インターベンション(PCI)の成績
2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2017 | 2016 | 2015 | 2014 | 2013 | |
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患者数 | 483 | 454 | 505 | 575 | 665 | 665 | 682 | 673 | 711 | 779 | 865 |
初期成功率(%) 慢性完全閉塞/ 非慢性完全閉塞(%) | (94.2/99.5) | (93.8/99.4) | (86.5/99.5) | (88.4/99.6) | (92.3/99.6) | (91.3/99.3) | (90.8/99.3) | (88.4/99.3) | (85.0/98.0) | (84.7/99.0) | (92.4/97.4) |
合併症 死亡率(%) 緊急手術(%) 心筋梗塞(%) | 0 0.21 5.6 | 0 0 9 | 0.59 0 8.9 | 0 0 10.6 | 0 0 3.5 | 0.15 0 2.4 | 0.29 0 7 | 0.15 0 4.5 | 0.14 0 2.1 | 0 0 1.5 | 0 0 2.4 |
※上記表は、緊急での冠動脈インターベンション数は含みません。
2004年までのPCI:冠動脈インターベンション(ステント留置を含む)は、成功率は非常に高いのですが、数か月後に再び治療した血管が細くなる再狭窄と呼ばれる現象が20-30%に起こることが大きな問題点でした。現在は、強力な再狭窄予防効果のある薬物溶出性ステントを使用することにより、当科では再狭窄率を約10%まで減少させることができています。さらにこの再狭窄率を減らすために、豊富な治療実績から様々な検討・工夫を行っています。
薬物療法は虚血性心疾患の治療の基本です。心臓バイパス術やPCIを受けられても、適切な薬物療法を行うことが長期予後改善にために重要なポイントです。また、禁煙や適度の運動、食事療法、血圧や糖尿病のコントロールなど、冠危険因子のコントロールも重要です。
薬物溶出性ステントが導入され、再狭窄率が減少し、後述の冠動脈インターベンション(PCI)で治療される方が増えていますが、冠動脈病変の部位や狭窄の形態、心機能などによっては、冠動脈バイパス術が治療法として、適している方がおられます。このような方は心臓血管外科に、冠動脈バイパス術をお願いしております。
急性冠症候群の患者さんでは、緊急冠動脈形成術を一刻も早く安全に当院で治療を受けてもらうために、モービルCCUを24時間体制で待機させており、患者さんのかかりつけ病院までお迎えに行く体制も整っております(詳しくはモービルCCUをご参照ください)。
CTO(慢性完全閉塞)病変に対するPCIの件数
CTO(慢性完全閉塞)病変に対するPCIの手技成功率
ST上昇型急性心筋梗塞(STEMI)
及び 非ST上昇型急性冠症候群(NSTE-ACS)患者の院内死亡率
急性冠症候群に対するPCI
末梢動脈に対するインターベンション(PTA)
経カテーテル大動脈弁留置術
(transcatheter aortic valve implantation: TAVI)
僧帽弁閉鎖不全症の治療(MitraClip)
2018年4月から治療を開始しました。
左心耳閉鎖術(WATCHMAN)
経皮的中隔心筋焼灼術(PTSMA)
不整脈に対するカテーテルアブレーション治療の件数
デバイス治療件数(交換術含む)
カテーテル検査冠動脈造影
トレッドミル・ホルター心電図
経胸壁心エコー(UGG)
心筋シンチグラフィー(RI)
冠動脈CT
心臓MRI
CCU-C入院
(2021年12月31日まで)
モービル出動数
(2022年12月31日まで)