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マルチスライス心臓CT[get_image]

心臓CT検査について

心臓CT検査の概要

 心臓病の検査には心電図、胸部レントゲン写真、心エコー、心筋シンチグラフィーなどがありますが、より詳しい検査をするために、『心臓CT検査』があります。
 近年の画像診断技術の進歩により、最近までは心臓カテーテル検査でしか評価することができなかった冠動脈がマルチスライスCTで評価できるようになりました。当院では64列マルチスライスCT(Brilliance CT 64 (Philips社)、Acuilion 64 (Toshiba社))を2006年より導入し、2011年3月までに5617例施行しております。

心臓CT検査実績

 また、2011年3月に次世代マルチスライスCT“SOMATOM Definition Flash(シーメンス・ジャパン株式会社)”を導入しました。
このCT装置は2対の管球と検出器を搭載しており、従来CTと比較して、より高速に、より確実な検査が可能です。また、“Dual energy”という最新のテクノロジーにより画期的な画像が得られるようになりました。これらの特徴を生かし、心臓血管系の検査の専用機として使用しています。

心臓・冠動脈CT写真心臓・冠動脈CT写真

心臓CTでわかること

 今までは心臓カテーテル検査でしか分からなかった冠動脈の走行、狭窄を評価することができます。
心臓CTではカテーテルを使用せず、点滴で造影剤を注射することで冠動脈の評価が可能です。心臓カテーテル検査と比べより低侵襲で、体の負担が少ない検査です。
 また心臓CT検査は、心臓の弁、心筋、心膜のほか、必要に応じて大動脈、肺をみることもできるので、心筋疾患、心臓腫瘍、大動脈瘤、大動脈解離、肺血栓塞栓症などの診断にも役立ちます。さらに昨今は、心臓の構造以外に、機能や血流もわかるなど、心臓CT検査から多くの情報を得ることができるようになってきました。 CT画像
当院CT施行例

 

心臓CT検査の特徴

メリット

・心臓カテーテル検査とくらべ安全で短時間で検査が可能です。
・心臓の情報以外にも胸部~上腹部の情報も得られます。
・入院の必要がなく外来で検査が可能です。

デメリット

・造影剤アレルギーがある方は検査ができません。
・腎機能が悪い方は検査が出来ない場合があります。
・冠動脈の石灰化が強い場合、診断の精度が悪くなります。
・心臓カテーテル検査と同様に、造影剤副作用や放射線被爆の可能性もあります。

心臓CT検査の流れ

  1. 受付をしていただいた後、問診をします。
  2. 検査室に入室し、ベットの上に仰向けに寝ていただきます。心電図を測定するための電極を身体につけ、造影剤を注入するための点滴をとります。検査前に血圧、脈拍を測定します。
  3. 心臓は絶えず動き続けている臓器ですが、よいCT画像を得るためには心臓の動きをゆっくりにする必要があります。そこで脈拍数の多い方は脈をゆっくりにする注射を使用する場合もあります。冠動脈をひろげる薬(ニトログリセリン)を口の中でなめていただきます。
  4. 息止めの練習をします(CT撮影時は10秒間くらいの息止めをしていただきます。よいCT画像を得るためには胸の動きを止める必要があり、この息止めはとても重要です。)。息を止める合図に合わせて10秒程度の息止めを何回かくり返して撮影を行います。造影剤注入時は体が熱くなりますが、すぐにおさまりますので心配ありません。
  5. CT撮影が終了したら、脈拍数を落とす薬を使用されていない方は帰宅となります。脈拍数を落とす薬を使用された方は、1時間程度休んでいただきます。その後血圧と脈拍数を測定し、問題なければ帰宅となります。結果説明を当日に受けるご予定の方は、予約の時間に循環器外来にお越しください。
    ◎当院では、検査中スタッフが患者様の様子を観察しており、万が一の副作用に対しても迅速に処置できるよう準備しております。

監修 :羽原 誠二(医師)

→より詳しい心臓・冠動脈CTのページはこちら

心臓CT検査についてのお問合せ先

心臓CT検査について、ご不明な点がありましたらおたずねください。
Tel:(086)422-7910 (心臓病センター内 カテーテル室受付)

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