専攻医(2019年度)

専門的な充実した研修で自分が進む分野をしっかりと見極められる

私は元々関西出身で倉敷には縁もゆかりもありませんでしたが研修医時代の恩師から倉敷中央病院循環器内科を勧められ見学させていただいたことをきっかけに、卒後3年目からシニアレジデントとして勤務を開始しました。シニアレジデントの3年間は忙しくも非常に充実したものであっという間に終了し、卒後6年目の専門修練医となった現在は不整脈・電気生理グループに所属し日々研鑽を積んでいます。シニアレジデント時代を振り返ってみてまず感じたことは、当院の研修システムは非常に充実しているということです。1年目はまず循環器病棟研修から始まり心エコー研修、救急外来/往診研修、心臓カテーテル研修など、各ステップに分かれた研修となっており一つ一つが非常に手厚く指導を受けられます。シニアレジデント2年目以降ではStructure(TAVI、Mitra Clip、Watchman)研修、不整脈研修、画像(CT、MRI、TEE)研修、ICU研修や心臓リハビリ研修など、より専門的な分野の研修ができますので、循環器内科としての幅が広がるだけでなく将来自分が進む専門分野をしっかりと見極めることができます。指導医の先生方もみな優しく非常に熱心にご指導をいただける方ばかりで、わからないことや相談事があればいつでも親身に対応していただけます。規模が大きい分業務も多く決して楽な環境ではありませんが、循環器内科として一からスタートを切るには非常に良い環境であると感じています。循環器内科を志望されているジュニアレジデントの先生方は、是非一度当院へ見学にお越しください。

川畑 徳馬
2022年10月