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診療案内[get_image]
心臓病とその他循環器疾患

冠動脈インターベンション(経皮的冠動脈形成術)

冠動脈インターベンション治療の実際

ロータブレーター

 カテーテルの先端に小さなダイヤモンドの粒を装着した丸い金属(burr)を、非常に高速に回転させることで、固いものを削ることができます。冠動脈の中が、非常に固いもの(石灰化)でつまっていて、バルーン(風船)療法だけでは拡張できない場合に使用します。ロータブレーターで削ったものは、非常に小さなものとなり、血液のながれを妨げることは稀です。また、ロータブレーターは、柔らかいものは削れにくいのが特徴で、血管を傷つけにくくなっています。

(写真1)ロータブレーター先端(burr)の写真
(写真2)医師が操作するロータブレーターのコントローラー
(写真3)ロータブレーター先端のサイズは、現在1.25mmから2.5mmまで認可されており、血管径に応じて選択することができます。

ロータブレーターの原理

柔らかいものは削れず、固いものだけが削れる仕組み(differential cutting)になっており、健康な血管を傷つけにくくなっています。

ロータブレーターを使用した治療の透視画像

(写真左)右冠動脈をロータブレーターで治療している時の撮影画像。右下の4つのマーカーが等間隔についたカテーテルは、ペーシングカテーテル。
(写真右)左冠動脈の左回旋枝をロータブレーターで治療している時の撮影画像。

監修 :門田 一繁(医師)

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