倉敷中央病院 生殖医療・不育治療Webサイト
当院で行っている検査・治療

内視鏡手術(子宮鏡手術・腹腔鏡手術)

子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜症、卵管閉塞 などでは、手術が望ましいと判断される

ケースがあります。

費用は基本的に保険適用です。入院日数は子宮鏡手術で2日間、腹腔鏡手術で5日間です。

  子宮筋腫 子宮内膜ポリープ 子宮内膜症 卵管閉塞
必要な手術
子宮鏡または腹腔鏡
子宮鏡
腹腔鏡
腹腔鏡

子宮筋腫

大きな子宮筋腫があると妊娠中に流産・早産のリスクがあり、妊娠前の摘出を検討します。

小さな筋腫でも、着床障害となると考えられる場合、手術を検討します。

子宮内膜ポリープ

着床障害となると考えられる場合、手術を検討します。

子宮内膜症

チョコレート嚢腫、炎症、癒着の3つの病型があり、単独・混在の可能性があります。

チョコレート嚢腫はエコー検査、MRI検査で診断可能ですが、炎症・癒着に関しては、微細なものはMRI検査では診断が困難で、腹腔鏡で診断可能です。

妊娠希望のある方のチョコレート嚢腫を手術するか、については、近年では摘出せずに温存したほうがよい、と考えられる傾向にあります。

炎症と癒着には、手術で妊娠しやすくなる可能性が高いです。

手術を迷っておられる場合、詳しくは来院してご相談ください。

卵管閉塞

卵管の詰まりを治す、FTカテーテル手術をします。術後の妊娠率は8割ほどです。

ただし、卵管采(卵を卵管に取り込む部分)にダメージがあると、手術効果は低いです。

 

一方、卵管間質部(子宮と卵管のジャンクション)の閉塞は、経過観察も可能です。



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