内視鏡手術(子宮鏡手術・腹腔鏡手術)
子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜症、卵管閉塞 などでは、手術が望ましいと判断される
ケースがあります。
費用は基本的に保険適用です。入院日数は子宮鏡手術で2日間、腹腔鏡手術で5日間です。
子宮筋腫 | 子宮内膜ポリープ | 子宮内膜症 | |
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必要な手術 | 子宮鏡または腹腔鏡 |
子宮鏡 |
腹腔鏡 |
子宮筋腫
大きな子宮筋腫があると妊娠中に流産・早産のリスクがあり、妊娠前の摘出を検討します。
小さな筋腫でも、着床障害となると考えられる場合、手術を検討します。
子宮内膜ポリープ
着床障害となると考えられる場合、手術を検討します。
子宮内膜症
チョコレート嚢腫、炎症、癒着の3つの病型があり、単独・混在の可能性があります。
チョコレート嚢腫はエコー検査、MRI検査で診断可能ですが、炎症・癒着に関しては、微細なものはMRI検査では診断が困難で、腹腔鏡で診断可能です。
妊娠希望のある方のチョコレート嚢腫を手術するか、については、近年では摘出せずに温存したほうがよい、と考えられる傾向にあります。
炎症と癒着には、手術で妊娠しやすくなる可能性が高いです。
手術を迷っておられる場合、詳しくは来院してご相談ください。