研修に関するQ&A
病理診断科
1日のスケジュールは?
当番制で行う病理診断に関する業務、上級医による指導、部内や他診療科とのカンファレンスがあり、ほぼ毎日、同じようなスケジュールです。詳細はプログラムをご覧ください。
土日の勤務体制は?
土曜午前の1~2時間の業務、また土日の剖検拘束に入っていただくことがあります。
当直・オンコール等の回数は?
週に数日、迅速・剖検の拘束があります。
どのような指導体制ですか?
レジデントが担当する症例は、すべて上級医が直接指導、チェックを行ってから報告書を返却します。
科の雰囲気はどうですか?
忙しい中でも、自分のペースで仕事できるのが病理のいいところです。カンファレンスやレジデント指導がスケジュールされており、上級医にも気軽に質問、相談できます。
研修先の病院はどのように決定されますか?
原則として、当院での研修が2年半です。連携施設での研修が半年ありますが、ご希望に沿って研修先を決定します。
プログラムの特長は?
他診療科と連携しながら、単に標本の診断をつけるだけでなく、臨床的にどのような結果に至ったのかを勉強していただきます。臨床科としての病理を実感していただけると思います。
プログラム修了後、どのようなキャリアプランがありますか?
病理医としてのキャリアの他、一時的な研究や留学など、ご希望を伺いながら考えたいと思います。
AIによって将来、病理医の仕事はなくなりませんか?
AIによって病理の仕事がなくなるというのは誤解です。AIは病変の拾い上げの点で優れているものの、実際の診断能力の点では不十分です。癌の見落としの予防など、AIの利点を活用しながら診療を行うのが、これからの病理学です。