研修に関するQ&A

小児科

1日のスケジュールは?​

朝8時15分からカンファレンスで新規入院患者の情報共有、その後病棟でそれぞれ入院患者の診察、処置、検査、治療方針決定を行います。専攻医を中心に日勤帯の救急受診患者の初療や1か月健診を行います。専攻医3年目になると週1回の一般外来診療も加わります。

土日・夜間の勤務体制は?​

医師の働き方改革に対応するため、2023年6月から夜勤専従シフトを運用しています。
小児科病棟では、4~5週間のうち1週間、月水金または火木土で2日に1回夜勤(17時に出勤し、翌朝10時までの16時間勤務)を行います。夜勤専従の週以外は、土日の日直もしくは日曜の当直のいずれかが1回ありますが、それ以外の週末に当番はありません。
4~5週間のうち、夜勤3回+日直1回もしくは夜勤4回を行い、平日に代休を2日間取得する体制となっています。

どのような指導体制ですか?​

入院患者については、ICU入室患者も含め、専攻医が主治医、スタッフの医師が指導医、という体制で担当し、日々方針を共有しながら診療にあたります。救急患者の初療についても、適宜上級医に相談しながら方針を決定します。

科の雰囲気はどうですか?

指導に熱心なスタッフが多く、朝カンファレンスでも活発に議論が行われることもありますが、専攻医にとっては成長の場になっています。日々の診療や処置も専攻医が中心で行っていますが、しっかりと指導してもらえます。

同期は何人いますか?​

2023年度の専攻医は各学年4人ずつです。
個性的なメンバーが揃っていますが概ね仲良くやっています。

プログラムの特長は?​

新生児、循環器、血液腫瘍、腎臓、内分泌・糖尿病、神経、気道、心身症など各分野のスペシャリストが揃っています。小児科病棟では、循環器グループ、血液腫瘍グループ、内分泌・神経・腎臓・気道グループをそれぞれ6か月ずつローテート、NICUも最低6か月ローテート、院外研修を3か月行います。残りの期間については興味のある分野を優先的にローテート可能です。
また、専門性の高い疾患の診療も行っていますが、救急外来では1次~3次救急まで幅広く診療を行っており、様々な重症度の症例を経験できるのも特長です。

プログラム修了後、どのようなキャリアプランがありますか?​

サブスペシャリティーの研修のために小児専門病院へ異動する、基礎研究のため大学院へ進学する、という方が多い印象です。