
早期肝がんの発見と、患者さんのQOLを考慮した有効な治療法を選択するために、臨床症状、血液検査、画像診断から鑑別診断を行い、他科と連携して治療にあたっています。
肝がんの治療が半数を占める中、最先端の標準治療を全員にというテーマを掲げて取り組んでいます。肝硬変、ウイルス肝炎の場合、予備の力を温存してがんを制限する難しい治療のため、外科、放射線科、生理検査、病理検査など、科の垣根を越えた協力と、多職種カンファレンスを大事にしています。むずかしい病態の判断は、顕微鏡診断がゴールドスタンダード。診断のついていない状態から治療までの物語作りを重視しています。
■検査数
2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | |
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RFA | 139 | 105 | 83 | 70 | 46 | 42 | 37 |
TACE | 160 | 203 | 208 | 191 | 159 | 165 | 131 |
肝 深部生検 | 102 | 103 | 96 | 75 | 55 | 34 | 32 |
肝 目標生検 | 62 | 42 | 64 | 67 | 34 | 50 | 40 |