このブログについて

僕たちが研修医や駆け出しの専攻医だったころ、膠原病の診断や治療でのカンファレンスでのやり取りを聞いていてもさっぱりわかりませんでした。
理由は2つあると思います。

  • バックグラウンドにある知識がないため、暗黙の共通認識の上で成り立っている議論についていけない
  • 発言している先生たちのアタマノナカ(行間)が読み取れない

そこで当科のカンファレンスでは、何故そのように考えたのか、なぜその治療がよいと思ったのか、をなるべく論理的なアプローチをしていきながら議論し、お互いに高め合いたいと考えています(経験知も含む)。

このブログでは、そのカンファレンス内容を実際にあったcaseになぞらえた架空症例を通じて再現してみました。また日常診療の中で生まれたクリニカルクエスチョン(CQ)に対し調べたことなどをシェアしていきます。

一人でも多くの方に膠原病について興味を持っていただければ嬉しく思います。

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