第76回日本胸部外科学会 定期学術集会で受賞

第76回日本胸部外科学会 定期学術集会で受賞

 2023年10月19日~21日、仙台国際センターにて
第76回日本胸部外科学会 定期学術集会が開催され、
心臓血管外科  平尾 慎吾先生がBest Ground Presentation Awardとして最優秀演題に、医師教育研修部  福島 剛先生がJATS Case Presentation Awardsとして優秀演題に選出されました。

 

受賞を励みに、尚一層の努力を惜しまず精進したい

今回の受賞にあたり、日ごろよりご指導いただいている小宮 達彦副院長ならびに手術・病棟・外来管理等多岐に渡りご協力いただいている全ての医療者の方々にこの場を借りてお礼申し上げます。本年より心臓血管外科メンバーとなる福島先生には、私の施行した手術症例を発表いただき、共に受賞できたことは非常に喜ばしいことです。本発表では、血液の凝固機能を測定する血液粘弾性検査装置TEG6sを利用して、当院独自のcalculaterを用いた輸血プロトコルを作成することで、A型急性大動脈解離に対する緊急手術において輸血量や手術時間、再開胸率が軽減されることを示しました。今回の受賞を励みに、尚一層の努力を惜しまずに精進して参ります。
心臓血管外科  部長 平尾 慎吾


貴重な経験を糧に、日々研鑽を積み重ねたい

このたび、日本胸部外科学会定期学術集会Case Presentation Awordで優秀賞を受賞いたしました。このような身に余る賞をいただけましたのは、小宮 達彦先生を始め心臓血管外科の先生方の日々のご指導の賜物でございます。この場を借りてお礼申し上げます。このたび報告させていただきましたのは、従来法では弁輪拡大が完遂できなかった狭小弁輪症例に対し、切開線の置き方をアレンジすることで手術が成功した症例です。将来のValve-in-Valve治療を見据えた外科手術が求められる現代の弁膜症領域に新しい選択肢を提案する手術であったと考えております。このような貴重な手術を経験させてくださった術者の平尾先生には頭の上がらない思いです。今後もこのような貴重な経験を糧に、日々研鑽を積み重ねて参ります。
医師教育研修部  福島 剛

 

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