CATEGORY HEALTHY LIVING

当院が行っている治療や手術についてご紹介します。

  • 2023.08.30

IBD(炎症性腸疾患)センターの開設

炎症性腸疾患(IBD;Inflammatory Bowel Disease) 腸に粘膜の炎症が起きて腹痛や下痢などの症状が出現する炎症性腸疾患は、IBDと呼ばれています。IBDは主として、 ・潰瘍性大腸炎 ・クローン病 を指します。30歳未満での若年発症が目立ち、好発年齢は中学生から20歳前後ですが […]

  • 2022.05.13

てんかんを知ろう

てんかんを知ろう てんかんは、実は身近な病気 特別な人がてんかんになるわけではありません。どなたでもてんかん発作を起こす可能性はあり、そのなかで「起こしやすい人」「起こしにくい人」にわかれます。 日本人の約100人に1人がてんかん患者さんと言われています。小学校・中学校で3組に1人くらいの計算になり […]

直腸がんの外科手術

直腸がんの外科手術 大腸がんは大きく二つの部位に分けられ、結腸がんと直腸がんに分類されています。直腸がんは肛門の近くにできるため、 ・排便の際に出血 ・便に血が混じる ・便秘や下痢 など、排便に変化が初発症状として現れることがあります。早期は自覚症状がないことも多く、検診で発見されることも少なくあり […]

甲状腺がんの外科手術

甲状腺がんの外科手術 のどぼとけのすぐ下、気管を取り囲むように位置し、蝶々が羽を広げたような形をした小さな臓器の甲状腺。甲状腺から分泌されるホルモンは、脳の活性化や新陳代謝の促進、体温調整などの働きがあります。この甲状腺がんの外科手術について、当院耳鼻咽喉科の山田光一郎先生に聞きました。 甲状腺がん […]

大腸がんの内視鏡を使った検査と治療

大腸内視鏡を使った検査とがん治療 大腸がんは2020年の部位別予測で、男女とも多くの罹患数と死亡数が示されています。死亡者数の推移もアメリカは横ばいですが、日本は年々増加していて欧米とも遜色のない死亡者数となっており、大腸がんの予防は非常に重要な課題です。 大腸がんのステージ(癌の進行度を表す指標で […]

頭頸部がんをご存知ですか?

頭頸部がん 頭頸部とはどこを指すかご存知でしょうか。脳や脊髄、眼、頸椎などを除いた首から上のほぼ全てが対象で、頭頸部外科では主に右図のように、口腔、咽頭、喉頭、鼻副鼻腔、唾液腺などのがん治療を専門としています。 頭頸部領域は、生命維持に必要な呼吸と嚥下、感覚機能として嗅覚、味覚、聴覚、平衡感覚、さら […]

インフルエンザ 2021/2022シーズンの流行と対策

インフルエンザ 2021/2022シーズンの流行と対策 日本感染症学会のインフルエンザ委員会で委員長を務める当院呼吸器内科主任部長の石田直副院長に、今年のインフルエンザの流行や感染対策について聞きしました。 現在の感染状況を教えてください 昨年から今年の10月初旬まで、インフルエンザの患者さんは非常 […]

予防しよう!骨粗鬆症

予防しよう!骨粗鬆症 骨粗鬆症とは 「粗鬆」は内部に隙間ができてスカスカになるという意味です。骨の強度が落ちて骨折しやすくなる病気を「骨粗鬆症」と言い、寝たきりや健康寿命の短縮の大きな原因となります。事故などで大きな力が加わって骨が折れるのが通常の骨折です。骨粗鬆症の骨折と区別するため、転んだだけや […]

子どもの健康管理

子どもの事故と対策・救急受診タイミング [outline] 年齢から見た子供の事故 子どもの発達によって起こる事故は変わってきます。 0歳 産まれたばかりの赤ちゃんは寝返りもうてません。徐々に寝返りができるようになり、ハイハイ、つかまり立ち、伝い歩きと成長し、さまざまなものを口に持っていくようになり […]

脳卒中、暑い時期にもご用心!

脳卒中、暑い時期にもご用心! 夏にも多い、脳卒中 厚生労働省の令和元年(2019年)人口動態統計によると、脳卒中で亡くなるかたは悪性新生物(がん)、心疾患、老衰に次いで4番目に多く、寝たきりとなる原因の1位です。脳卒中は冬場に多いと思われるかもしれませんが、2020年の当院脳卒中入院患者数(図1)を […]