- 2023.08.14
- COVID-19, 新型コロナウイルス感染症,
Vol.26 患者さんに寄り添える医師を目指して 初期研修医2年目 唐井 美佳
地元倉敷で医師として最初の一歩を踏み出した2020年4月、県内でも新型コロナ感染症流行の兆しが見られ、入職式と多職種合同研修は中止、新入職オリエンテーションは規模を縮小しての開催となりました。大切にしたいと考えていた患者さんやご家族とのコミュニケーションはコロナ禍ならではの難しさがあり、どうすれば患 […]
新型コロナウイルス感染症の最前線で治療にあたる医師や看護師ら、当院職員の決意や葛藤、込められた想いを紹介します。
地元倉敷で医師として最初の一歩を踏み出した2020年4月、県内でも新型コロナ感染症流行の兆しが見られ、入職式と多職種合同研修は中止、新入職オリエンテーションは規模を縮小しての開催となりました。大切にしたいと考えていた患者さんやご家族とのコミュニケーションはコロナ禍ならではの難しさがあり、どうすれば患 […]
2021年4月、コロナ病棟の退院後清掃をご相談いただいてから、社内で何度も話し合いました。業務上のリスク、家族へうつすリスク、他社含め前例がない…。それでも、倉敷中央病院を支える一員として地域の医療を支えたいと、弊社はお受けしました。 5月からコロナ病棟清掃が始まり、私を含め9名が担当しました。レッ […]
「患者を受け入れる病棟がなくなる」 県内でも新型コロナの陽性者が確認され始めた2020年4月初旬。院内に専用病床を設けることが決まりました。 陽性者が入院すると、その後の部屋の改修は困難です。ドアの設置場所や部屋の陰圧化、トイレの電池の入れ替えなど、聞き取った病棟のニーズから漏れがないよう徹底しまし […]
AIアシスタンス機能を持った自律走行するパーソナルアシスタントロボット「Temi(テミ)」。 当法人へ皆さまからいただいたご寄付をお受けする「赤い屋根まごころ基金」を活用して導入後、1年半近くになります。 コロナ病棟スタッフとともに、患者さんに寄り添ってきました。 看護師たちから「テミちゃん」と呼ば […]
呼吸器内科病棟のNST(栄養サポートチーム)では新型コロナ患者さんも対象としています。陽性者の食べられない理由は呼吸苦が主で、高齢で元々食べられない、嚥下機能の低下や認知症などが重なることも。売店にも行けず、食事は病院食が全てです。栄養治療部のモットー「患者さんの手許に届くお膳は1つ。私たちの心を添 […]
当院は総合周産期母子医療センターであり、近隣だとここでしか対応できない妊婦さんがいます。クラスターなどで閉鎖することがないよう感染対策に気を配りながら、陽性妊婦さんの出産に対応する手順を作成し、手術センター、NICU、産科合同でシュミレーションを実施するなど受け入れ体制を整えてきました。 陽性の妊婦 […]
内科外来に滞在していた複数人が、新型コロナウイルス検査で陽性となった2021年4月の当院でのクラスター。「完全に防ぐのは難しかった例だよ」などと周りの皆さんから声を掛けていただきましたが、悔しさや申し訳なさ、無力感に苛まれました。ただ、時期は患者数が増え始めた第4波初期。下を向いていても感染は止まっ […]
私たち搬送サービス課は365日、院内各所を搬送網で繋ぎ、日々病棟などに医療材料を運んでいます。苦しくて混乱するコロナ患者さんに医師や看護師らが対応する場面も目にしました。「現場の負担を軽減できないか」「現場を笑顔にしたい」という想いを強くし、2021年2月からは病棟スタッフが地下の指定場所まで届けて […]
歩けない、立てない、一人で座れずペンも握れない。 重症の患者さんに起こる筋力や認知機能の低下、うつなどの症状をPICS(集中治療後症候群)といいます。PICSは重症の新型コロナ患者さんにも起こります。ADLの低下やPICSを防ぎ、早期の社会復帰を目指すリハビリ介入は基幹病院としての使命だと感じていま […]
2021年1月、職員の新型コロナワクチン接種のワーキングに加わり、払い出しの確認や分注の人員手配などを調整するワクチン管理を担当しました。通常業務に加えての準備は、当日の接種人数変更などイレギュラーな対応も。薬品情報室にはワクチンの副反応や接種自体を不安に感じる職員の声が寄せられ、その都度、最新の情 […]