- 2022.05.09
- COVID-19, 感染管理認定看護師, 新型コロナウイルス感染症,
Vol.23 栄養管理で治療を支える 栄養治療部 栄養管理室 小西 訓代
呼吸器内科病棟のNST(栄養サポートチーム)では新型コロナ患者さんも対象としています。陽性者の食べられない理由は呼吸苦が主で、高齢で元々食べられない、嚥下機能の低下や認知症などが重なることも。売店にも行けず、食事は病院食が全てです。栄養治療部のモットー「患者さんの手許に届くお膳は1つ。私たちの心を添 […]
呼吸器内科病棟のNST(栄養サポートチーム)では新型コロナ患者さんも対象としています。陽性者の食べられない理由は呼吸苦が主で、高齢で元々食べられない、嚥下機能の低下や認知症などが重なることも。売店にも行けず、食事は病院食が全てです。栄養治療部のモットー「患者さんの手許に届くお膳は1つ。私たちの心を添 […]
内科外来に滞在していた複数人が、新型コロナウイルス検査で陽性となった2021年4月の当院でのクラスター。「完全に防ぐのは難しかった例だよ」などと周りの皆さんから声を掛けていただきましたが、悔しさや申し訳なさ、無力感に苛まれました。ただ、時期は患者数が増え始めた第4波初期。下を向いていても感染は止まっ […]
歩けない、立てない、一人で座れずペンも握れない。 重症の患者さんに起こる筋力や認知機能の低下、うつなどの症状をPICS(集中治療後症候群)といいます。PICSは重症の新型コロナ患者さんにも起こります。ADLの低下やPICSを防ぎ、早期の社会復帰を目指すリハビリ介入は基幹病院としての使命だと感じていま […]
2021年1月、職員の新型コロナワクチン接種のワーキングに加わり、払い出しの確認や分注の人員手配などを調整するワクチン管理を担当しました。通常業務に加えての準備は、当日の接種人数変更などイレギュラーな対応も。薬品情報室にはワクチンの副反応や接種自体を不安に感じる職員の声が寄せられ、その都度、最新の情 […]
2020年11月から新型コロナウイルスの入院する病棟で業務をしています。病棟全体での振り返りで感染予防対策など知識を深めることができたので恐怖心や抵抗はありませんでした。当初は患者さんと接しない、退室後の病室清掃や物品の準備などを担当。看護師さんが頑張っているなか、思うようにお手伝いできないことは歯 […]
「全国的にマスクが足りなくなる」 病院でマスクが無ければ職員や患者さんを守れなくなるため、迷う暇を作らずに確保に向けて動き出しました。春先にはマスク以外の医療材料も供給が大幅に制限され、感染制御室などと協議して院内の使用基準を作成しました。卸業者とも連携を密にとって、情報収集に努めました。絶対に医療 […]
2020年の入職式や新人研修は短縮・分散で、入職前から楽しみにしていたバスツアーや研修旅行は軒並み中止。県外出身の一人暮らしで近くに知り合いが少なく、心待ちにしていた同期たちとの交流もプライベートはほぼゼロ。思い描いていた新社会人生活とは違いましたが、放射線技術部の楽しい雰囲気のなか、3人の同期と一 […]
2020年12月、コロナ患者さんを初めて担当した当時は、「感染して家族にうつしたら」とレッドゾーンに入ることが怖かったです。ただ防護服着用など感染対策の効果を実感し始めると恐怖心はなくなりました。 一番辛かったのは、2021年5月の第4波。患者さんの容態はあっと言う間に悪化し、多くの方を次々と看取る […]
海外ドラマ「ER」で憧れを抱いた医師の世界。産婦人科医として研鑽を積んだのち、集中治療を学びたくて転科を申し入れたのが2019年秋。2020年のゴールデンウィークの頃に集中治療科のスタッフとして働き始めました。集中治療部門では重症の新型コロナウイルス感染の患者受入れフローチャートの整備 […]
「近づかないで!あなたもコロナでしょ!近づかないでよ!!」 救命救急センターの廊下に響き渡る大きな声、手のひらをこちらに向けて後ずさりする目の前の年配女性、その女性と私に向けられた周囲の視線。驚きのあまり一瞬状況が把握できませんでした。付き添いで来院した女性を待合に案内しようとしたときのことです。 […]