Vol.17 日々の会話で精神面のサポートも
看護アシスタント 鏡山 香織

Vol.17 日々の会話で精神面のサポートも  看護アシスタント 鏡山 香織

2020年11月から新型コロナウイルスの入院する病棟で業務をしています。病棟全体での振り返りで感染予防対策など知識を深めることができたので恐怖心や抵抗はありませんでした。当初は患者さんと接しない、退室後の病室清掃や物品の準備などを担当。看護師さんが頑張っているなか、思うようにお手伝いできないことは歯がゆく、防護服着用での清掃は、目が開けれないほど毎日汗だくで。早く病室に入り、これまでのような患者さんと接する本来の看護アシスタントの仕事がしたいと強く思っていました。

葛藤のなかでしたが、病衣を運んでくださるリネン庫のクラビさんから「搬送回数を増やすなど自分たちにできることがないか」とお声がけいただくなど、周囲のエールに感謝が絶えない日々でもありました。

ワクチン2回接種後からは、志願のもと病室に入れるようになり、配膳や見守りなど看護のサポートをしています。患者さんのなかには感染しショックを受けているかたもおられますので、日々の会話のなかで精神面でもサポートできたらと思っています。

(取材:2021年10月8日)

 

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