「全国的にマスクが足りなくなる」
病院でマスクが無ければ職員や患者さんを守れなくなるため、迷う暇を作らずに確保に向けて動き出しました。春先にはマスク以外の医療材料も供給が大幅に制限され、感染制御室などと協議して院内の使用基準を作成しました。卸業者とも連携を密にとって、情報収集に努めました。絶対に医療を止めてはいけないという一心で資材確保に奔走する日々。支えになったのは家族のような資材課のメンバーたちで、話を聞いてくれるだけで癒され、パワーをもらいました。
幸い、これまで医療提供に支障をきたすほどの資材不足には至っていません。これは、感染制御室や看護部、臨床工学部、薬剤部、搬送サービス課、何より新しい使用基準を順守してくれた全職員あってこその結果で、資材課だけでは成り立たなかったと思っています。協力してくれた当院職員の皆さんに本当に感謝しています。
(取材:2021年8月27日)