病室で1日の大半を過ごす患者さんの目にうつる、カーテン。室内の広い面積を占め、印象を左右する重要なインテリアアイテムであるとともに、清潔性が求められます。当院は急性期治療を担っています。患者さんが病室で安心して療養いただけるよう、感染制御室と施設・環境部が連携してカーテンのメンテナンスクリーニングを実施しています。
(協力業者:キングラン中四国株式会社)
カーテンは室内の浮遊塵、ほこり、雑菌、臭気を着床するフィルターの役割があります。また、多くの患者さんに療養いただくなか、感染汚染や感染以外汚れ(血液・便・嘔吐他)が生じることもあり、専門業者により感染要因に応じ、安全面、衛生面を徹底した方法でクリーニングします。急な汚れが生じた際は、都度、部分メンテナンスクリーニングを実施します。汚れを放置すると落ちなくなり、やがて臭気となって室内全体広がる恐れがあります。カーテンのメンテナンスクリーニングは、定期的に実施し、かつフロア毎に一斉に実施することがとても重要です。
当院では、毎年、全カーテン(2,948枚)のメンテナンスクリーニングを実施します。クリーニング・交換の際には必要に応じてカーテンを修繕し、カーテンレールの傷みや脱落の危険性の確認、ランナーの補充などの点検も行います。綺麗に整備したお部屋で、患者さん、お見舞いで来院された皆さまに快適にお過ごしいただけますように。交換作業は9月12日に全箇所で完了する予定です。
▼カーテン交換の職人技は動画でご覧ください!