受診者のみなさまへ
受診者のみなさまの権利
倉敷中央病院は、創立者大原孫三郎の創立の精神であるキリスト教的人道主義の下に、すべての人に平等に最善の医療をおこなうことを目標とし、その時代にふさわしい病院のあり方を求めて参りました。私たち予防医療プラザ職員は、創立者の精神を生かし、つぎの事柄を心がけ、質の高い健診を目指します。
1.個人の尊厳
受診者のみなさまは一人の人間として、その人権、価値観などを尊重されます。
2.最良の健診を受ける権利
受診者のみなさまは、健診の内容について十分な説明を受け、理解し同意の上、最良の健診を受けることができます。
3.知る権利
受診者のみなさまは、当プラザで行われたご自身の健診結果に関する情報の提供を受けることができます。
4.プライバシー保護と秘密保持の権利
プラザ内での自分のプライバシーを守る権利があります。
健診の過程で得られた健診結果は個人の秘密として厳守され、受診者のみなさまの承諾なしには開示されない権利があります。
※受診者の取り違い防止のためお名前でお呼びいたしますが、同意できない場合は、拒否することもできます。
お願い ~人間ドックを受診される皆様へ~
1.名前の呼び出しについて
「本人確認」のため、受付時、検査時にお名前で呼び出しを行います。希望されない場合は、受付にお申し出ください。
2.健診結果について
事業所や保険者(健康保険組合)などから、委託を受けて健康診断を行った場合は、事業所等への健康診断の結果通知を行います。
3.健診結果データについて
- 予防医療プラザが収集した受診者皆様の健診結果・画像につきましては、倉敷中央病院の個人情報保護方針に沿って、医療の向上や学会発表に使用させていただく場合があります(本院との共同利用を含む)。
- 血液・尿検査については、検査が終了した後に残った血液・尿を検査の精度管理や試薬の検討に使用させていただく場合があります。
4.使用を承認される場合
- 皆様の人権と、プライバシー保護には十分配慮します。
- 人間ドック・健診の検査に必要な量以上に、精度管理、検査機器や試薬の検討などのために採取することは一切ありません。
- 使用後の検体については、当施設の責任において適切に処分します。
※使用の承諾は皆様の自由意志によります。不承諾書を提出されない場合には、承諾されたものと判断させていただきます。承諾された場合も、いつでも撤回できます。また、使用を承諾されない場合にも、人間ドック上での不利益を受けることはありません。
5.使用を承認されない場合
- 別紙の不承諾書にご記入の上、受付に提出してください。
公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構
倉敷中央病院付属予防医療プラザ
所長 菊辻 徹
令和元年5月