新型コロナウイルス感染症

Vol.26  患者さんに寄り添える医師を目指して  初期研修医2年目  唐井 美佳

地元倉敷で医師として最初の一歩を踏み出した2020年4月、県内でも新型コロナ感染症流行の兆しが見られ、入職式と多職種合同研修は中止、新入職オリエンテーションは規模を縮小しての開催となりました。大切にしたいと考えていた患者さんやご家族とのコミュニケーションはコロナ禍ならではの難しさがあり、どうすれば患 […]

Vol.23  栄養管理で治療を支える  栄養治療部 栄養管理室  小西 訓代

呼吸器内科病棟のNST(栄養サポートチーム)では新型コロナ患者さんも対象としています。陽性者の食べられない理由は呼吸苦が主で、高齢で元々食べられない、嚥下機能の低下や認知症などが重なることも。売店にも行けず、食事は病院食が全てです。栄養治療部のモットー「患者さんの手許に届くお膳は1つ。私たちの心を添 […]

Vol.21  感染対策に力を注ぐ  感染制御室 感染管理認定看護師  木村 聖子

内科外来に滞在していた複数人が、新型コロナウイルス検査で陽性となった2021年4月の当院でのクラスター。「完全に防ぐのは難しかった例だよ」などと周りの皆さんから声を掛けていただきましたが、悔しさや申し訳なさ、無力感に苛まれました。ただ、時期は患者数が増え始めた第4波初期。下を向いていても感染は止まっ […]

Vol.20  同じ方向を目指して貢献していく  ロジスティクス部 搬送サービス課  山根 伸介

私たち搬送サービス課は365日、院内各所を搬送網で繋ぎ、日々病棟などに医療材料を運んでいます。苦しくて混乱するコロナ患者さんに医師や看護師らが対応する場面も目にしました。「現場の負担を軽減できないか」「現場を笑顔にしたい」という想いを強くし、2021年2月からは病棟スタッフが地下の指定場所まで届けて […]