当院薬剤本部は、ご入院中の患者さんにお渡しするお薬説明書を刷新しました。
「絵があると見ようという気持ちになる」
「ピクトグラムの図や▲の矢印マークがついており、直感的に内服タイミングを把握できる」
「飲むタイミングがイラストで描かれていてわかりやすい」
と患者さんの評判は上々です。
従来の「お薬説明書」は標準的なデザインで、薬の写真と薬の注意などの文章を載せていました。
患者さんにお薬の説明をする際、薬剤師には、全情報を漏れなく伝えること、分かりやすく伝えることが求められています。しかし、「伝える」ことと患者さんにご理解いただけたかどうかは別の問題です。
新しいお薬説明書は、処方された薬剤の用法をピクトグラムで説明。薬の効能や副作用についてもひと目で分かるよう工夫しています。
今回のデザイン変更に携わった薬剤師は「患者さんが理解されること。それを常に念頭に置きながら、使えるツールをうまく利用して、日々患者さん一人ひとりに向き合っていくことが重要だと思います」と話しています。