- 2021.09.27
石彫家 和泉正敏さんを偲んで
イサム・ノグチ日本財団理事長の和泉正敏さんが2021年9月13日、逝去されました。 和泉さんは15歳で家業の石材業に従事、1964年、来日した世界的彫刻家イサム・ノグチと出会い、以後25年間制作パートナーとして支えた方です。 ご自身も石彫家として活躍され、当院にも患者さんの癒しの空間を彩る多くの作品 […]
イサム・ノグチ日本財団理事長の和泉正敏さんが2021年9月13日、逝去されました。 和泉さんは15歳で家業の石材業に従事、1964年、来日した世界的彫刻家イサム・ノグチと出会い、以後25年間制作パートナーとして支えた方です。 ご自身も石彫家として活躍され、当院にも患者さんの癒しの空間を彩る多くの作品 […]
「近づかないで!あなたもコロナでしょ!近づかないでよ!!」 救命救急センターの廊下に響き渡る大きな声、手のひらをこちらに向けて後ずさりする目の前の年配女性、その女性と私に向けられた周囲の視線。驚きのあまり一瞬状況が把握できませんでした。付き添いで来院した女性を待合に案内しようとしたときのことです。 […]
新型コロナウイルス感染症の隔離解除後に引き続き治療やリハビリが必要な患者さんについて、2020年8月、当院から初めての転院が決まりました。未知の感染症対応に戸惑う病院が多く、転院調整は難航しました。 「急性期は当院でしっかり診ているから安心して受け入れてほしい」。当院医師の強い呼びかけに応える病院が […]
新型コロナウイルス感染症の患者さんの受入れが始まると同時に、当時集中治療技術室所属だった私は人工呼吸器の管理などに携わりました。特に人工呼吸器は重症患者さんにとって大切な命綱。限りある人工呼吸器がウイルスに汚染されないよう、コロナ専用の人工呼吸器にはフィルタを取り付けました。第4波では夜勤帯に、中等 […]
Vol.2 倉敷市立箭田小学校 当院 救急病棟 秋山 久美子看護師(撮影:2021年6月24日) [outline] 午前1時20分で止まった時計 今から3年前、西日本を中心とした記録的な大雨「平成30年7月豪雨」で倉敷市真備町箭田(やた)でも、甚大な被害が生じました。7月7日午前1時20分で止まっ […]