倉敷中央病院広報室

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Vol.21  感染対策に力を注ぐ  感染制御室 感染管理認定看護師  木村 聖子

内科外来に滞在していた複数人が、新型コロナウイルス検査で陽性となった2021年4月の当院でのクラスター。「完全に防ぐのは難しかった例だよ」などと周りの皆さんから声を掛けていただきましたが、悔しさや申し訳なさ、無力感に苛まれました。ただ、時期は患者数が増え始めた第4波初期。下を向いていても感染は止まっ […]

甲状腺がんの外科手術

甲状腺がんの外科手術 のどぼとけのすぐ下、気管を取り囲むように位置し、蝶々が羽を広げたような形をした小さな臓器の甲状腺。甲状腺から分泌されるホルモンは、脳の活性化や新陳代謝の促進、体温調整などの働きがあります。この甲状腺がんの外科手術について、当院耳鼻咽喉科の山田光一郎先生に聞きました。 甲状腺がん […]

大腸がんの内視鏡を使った検査と治療

大腸内視鏡を使った検査とがん治療 大腸がんは2020年の部位別予測で、男女とも多くの罹患数と死亡数が示されています。死亡者数の推移もアメリカは横ばいですが、日本は年々増加していて欧米とも遜色のない死亡者数となっており、大腸がんの予防は非常に重要な課題です。 大腸がんのステージ(癌の進行度を表す指標で […]

Vol.16  経験を重ねてリーダーに  呼吸器内科  神戸 寛史

世界中がコロナ禍で混乱に陥った2020年度。当院内科専門研修プログラムの連携施設研修で、上半期は市内の医療機関で勤務しました。この期間に陽性者の対応はありませんでしたが、下半期の研修先は、岡山県の感染者数をはるかに上回る兵庫県の急性期基幹病院。時期は第3波の真っただ中で、初めてコロナ患者さんの治療に […]

頭頸部がんをご存知ですか?

頭頸部がん 頭頸部とはどこを指すかご存知でしょうか。脳や脊髄、眼、頸椎などを除いた首から上のほぼ全てが対象で、頭頸部外科では主に右図のように、口腔、咽頭、喉頭、鼻副鼻腔、唾液腺などのがん治療を専門としています。 頭頸部領域は、生命維持に必要な呼吸と嚥下、感覚機能として嗅覚、味覚、聴覚、平衡感覚、さら […]

Vol.14  より良いシステムを構築する  情報システム課  前田 貴之

「今年のリクルート、何とかできそう?」。2021年度新入職員採用試験に関する医師教育研修部長からの相談があった2020年春先。このころは新型コロナウイルス感染症の影響で、見学はもとより試験そのものも来院してできるのか、不安がよぎりました。人材確保は当院の運営で欠かせません。どのような状況でも滞りなく […]

インフルエンザ 2021/2022シーズンの流行と対策

インフルエンザ 2021/2022シーズンの流行と対策 日本感染症学会のインフルエンザ委員会で委員長を務める当院呼吸器内科主任部長の石田直副院長に、今年のインフルエンザの流行や感染対策について聞きしました。 現在の感染状況を教えてください 昨年から今年の10月初旬まで、インフルエンザの患者さんは非常 […]

予防しよう!骨粗鬆症

予防しよう!骨粗鬆症 骨粗鬆症とは 「粗鬆」は内部に隙間ができてスカスカになるという意味です。骨の強度が落ちて骨折しやすくなる病気を「骨粗鬆症」と言い、寝たきりや健康寿命の短縮の大きな原因となります。事故などで大きな力が加わって骨が折れるのが通常の骨折です。骨粗鬆症の骨折と区別するため、転んだだけや […]

  • 2021.08.10

看護実習服をポシェットへリメイク

4月から倉敷中央病院の手術センターに勤務する看護師の玉崎葵さん。岡山大学の学生時代、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に関心を持ち、企業と協働して看護実習服をポシェットとポケットインポケットへリメイクする活動に取り組みました。思い出の詰まった“相棒”とともに、一人前の看護師を目指して日 […]

  • 2021.07.07

豪雨後はレジオネラ肺炎に注意を

平成30年7月西日本豪雨前後の市中肺炎の患者背景や起炎菌を調査した呼吸器内科・伊藤明広先生の研究論文「Increased risk of Legionella pneumonia as community-acquired pneumonia after heavy rainfall in 2018 […]

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