骨の検査
骨について
骨は、人にからだに206個も組み合わせされていて、それでからだを支えています。骨はからだを支えるだけではなく、内臓を守ったり、カルシウムなどのミネラルを貯めておく働きをしています。
そのため、骨粗鬆症などで骨がもろくなると、たちまに骨折の原因に。
骨折は年齢とともに増加傾向にあります。
骨粗鬆症 → 骨折 → 介護?!
骨量は、年齢とともに変化します。
男性では20~60代、女性では20~40代をピークに、年齢を重ねるごとに減っていきます。
骨密度が80%を下回ると骨減少症、70%を下回ると骨粗鬆症と診断され治療が必要になります。
また、筋肉と協力して、立ったり歩いたりといった運動をする働きもしているため、骨が衰えてしまうと、動くことができなくなり、寝たきりになってしまうことも。
将来の介護ともつながってきます。
骨を大切にするためにも、今の状態を知る必要があります。
骨の検査
骨を調べるための検査をご紹介します。
骨密度検査(DEXA法)
料金(税込) |
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3,850円 |
骨粗しょう症は、長年の生活習慣などにより骨の量(骨量)が減って骨折しやすくなる病気で、寝たきりや健康寿命の短縮の大きな原因です。日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれています。予備軍まで含めると2000万人に達するとされていますが、その多くは骨粗しょう症のチェックを受けておらず放置されています。
骨密度検査のDEXA法とは、微量なX線により精度の高い骨密度を測定します。検査時間が短いため放射線被ばく量も少ない優れた検査です。手や踵の骨でなく、骨折しやすい腰椎(腰の骨)と大腿骨頚部(股関節の骨)を測定します。骨粗しょう症診断基準でもDEXA法を用いて計測することが推奨されています。
こんな方におすすめします
- 40歳以上の女性
- 2cm以上の身長低下(25歳の時の身長よりも4cm以上低下していれば危険)
- 姿勢が前かがみ・猫背になってきた
- 60歳以上で未検査の方
その他のリスク項目
- 骨折したことがある(外傷・転倒・自然など原因を問わない)
- 喫煙・過度の飲酒・ステロイド剤使用・40歳以前の早期閉経